サンクチュアリーは、セイバーズ (Saviors) のメイン拠点(本拠地)です。サンクチュアリーは、巨大な工場の施設にセイバーズのメンバーが住んでいます。ニーガン統治時は、フェンスに鉄条網が貼られ、ウォーカーズを使用した壁やバリケードが作られていました。ウォーキングデッド コミックでは、104話で初登場します。
Dwightを密かに追跡していたジーザスは捕らえられて、ジープの後ろに乗せられて、セイバーズの拠点、サンクチュアリーに連れて行かれます。サンクチュアリーが見えてきた時、Dwightが、”Home Sweet Home…”と言います。「愛しの我家に帰ってきた」と言う感じの意味です。そして、サンクチュアリーの外観がアップで登場します。(上に添付している画像)
Dwightの言葉やサンクチュアリーの名前が持つ意味とは対象的な外観です。
サンクチュアリーは、巨大な工場施設の周りに鉄条網の塀で囲い、さらにその周りに車とウォーカーズ(ローマーズ)を固定して外堀、塀の様に構成しています。ウォーカーズによる塀を作ることで、ウォーカーズからの攻撃を防止する役割があると考えられます。しかし、恐ろしい光景です。
居住場所は、主に工場の建物を使用していると思われます。外から見た様子として、建物は10階以上あるとジーザスは、リックに語っています。
ジーザスがサンクチュアリーに連行され直前に脱出した少し前に、カールはニーガンのトラック荷台の中に忍び込んで、サンクチュアリーに潜入し、セイバーズのメンバーを数人倒した後に捕まります。ニーガンは、カールを連れて建物内に入り、ニーガンの部屋に行きます。ニーガンが施設内でカールを連れて行くことで、サンクチュアリーの内部が紹介されます。カールは、セイバーズ以外で、初めてサンクチュアリーに入り、施設内を目撃した人物になります。
セイバーズは、ニーガンの独裁的支配下にある先頭集団のイメージが強いですが、107話でリックは、サンクチュアリーの中を見たカールの話を以下の様にしています。
「彼ら(サンクチュアリーの住人)は一般の人だった。男性、女性、子供も数人いた。彼らは、全てが戦士ではない。カールは、多くの人はただの普通の人たちだと言っていた。戦士は多くない。」
ニーガン後のサンクチュアリー
ニーガン拘束後、Dwightがサンクチュアリーの指導者になります。しかし、Dwightはリーダーを続けることが嫌になり、シェリーにリーダーの座を渡して、アレクサンドリアに移ります。
シェリーは、アレクサンドリアがウィスパーズとの戦いに乗じて、アレクサンドリアの乗っ取りを企みます。しかし、シェリーはリックに倒されたため、他のセイバーズのメンバーはサンクチュアリーに引き返します。
シェリー後、ジョンが新しいリーダーとなります。ジョンの指導の元で、セイバーズはサンクチュアリーの敷地内を畑にして、野菜を栽培しているシーンが181話で登場します。
サンクチュアリー (Sanctuary)の意味
Sanctuary – Wikipediaの概要説明を訳して引用します。
サンクチュアリー(sanctuary)の元の意味は、神殿などの神聖な場所のことを表します。楽園、天国のような場所を意味する場合にも使われるようになり、それらの用法が拡大して、安全な場所と言う意味で使われるようにもなりました。
sanctuary /sǽŋ(k)tʃuèri|-əri/
〖原義は3〗
名詞複-ies /-z/
1 C(鳥動物の)保護区域, 禁猟区, サンクチュアリ
▸ a bird [wildlife] sanctuary
鳥類[野生動物]保護区.
2 U(危険迫害などからの)保護, 庇護(ひご); C避難所
▸ provide sanctuary for A
A〈難民など〉を保護する, かくまう
▸ find [seek] sanctuary in A
A〈場所〉に逃げ込む, 避難する.
3 C(教会神殿などの最も)神聖な場所; ⦅米⦆礼拝堂[室].
4 U(教会の)罪人庇護権; C(法の及ばぬ)聖域, 「かけ込み寺」.
5 C安らぎの場所.