グルーンヴィル（グリーンビル、Greenville）は、コモンウェルスに属する湖に面した風光明媚な観光地です。
179話でミショーンとエローディーがコモンウェルスの街中を歩いている時に、エローディーがお気に入りの場所はグリーヴィルだと言います。グリーンヴィルは、コモンウェルスの住人の人気の場所で、一般人は、希望を出して順番を待たないと行くことができないところだとエローディーが説明しています。一般人は、ホステルに泊まりますが、上流階級の人々は、湖のほとりで、専用のボートドックが付属する独立したキャビンに滞在できます。（183話でミショーン達は、キャビン宿泊しています。）
グリーンヴィルでは、湖でボートやヨットに乗ったり、バーベキューをしたり、景色を楽しんだりすることができます。しかし、その一方で、食べ物も満足に手に入れることもできない人達（一般人）もいます。
グリーンヴィルを運営管理しているClorisは、ミショーンがコモンウェルスに帰路につく際に、途中で空腹になった時のためにと言って、ワイン、フランスパン、チーズなどが入った包を渡します。その時、食べ物を並べて販売しているスタンドの前に立つ子供が母親に食べ物を欲しいと言っても、母親は自分たちは手に入れることができないと言って、諭しているシーンを目撃します。
ミショーンは、その母親にClorisからもらった包をあげます。Clorisは、良いワインととても高価なチーズが入っていたと不満をもらします。上流階級の人は、豪華な宿泊施設に泊まり、高級なワインや食品を提供される一方で、一般人は我慢を強いられていることを象徴しています。
しかし、ウォーカーズの恐怖に怯えて生活することに比べれば、眺めの良い素敵なリゾート地に滞在できることだけでも、コモンウェルスの良いところであるとも考えることができます。
