ウォーキングデッド・コミック 原作 最新 193話 “The Farm House” あらすじネタバレ 前編

ウォーキングデッド コミック 193話 The Farm House 表紙 コミック あらすじ ネタバレ

人気テレビドラマ「ウォーキングデッド」の原作コミックの最新話、193話が発行されました。タイトルは、”The Farm House”です。表紙は、緩やかな丘の上に建つ家屋(牧場の家と納屋)の遠景です。手前にウォーカーの手が描かれています。

本話は異例の長編のため分割して投稿します。

193話前編 ネタバレ

リックの死という衝撃的な出来事が起きてしまった192話のエンディングでは、リックの棺を載せた一行がコモンウェルスを出発し、アレクサンドリアに向かうところで幕を閉じました。本話は、場面は変わって、朝日が昇る緩やかな丘の上に建つ家屋(牧場の家と納屋)で話は始まります。

家屋のそばにある木の近くに歩く人影があります。人影は木の方(家屋の方)に歩いています。人影がクローズアップされてきました。描かれた後ろ姿から、ウォーカーのようです。

ページを捲ると、正面から姿が登場します。ウォーカーです。ウォーカーは家屋に向かっていきます。そこに、履いているブーツの踵で地面を叩くシーンが描かれます。音に気づいたウォーカーが振り返ります。そしてウォーカーの頭の一部が飛びます。刀を持つ手が登場します。

次のシーンでウォーカーを倒した人物が大きく描かれます。右目に眼帯を付けた男です。男は刀を両手で持っています。

「カール?!」、「カール!」と声がかかります。

そして女性が家から飛び出してきます。

男性はひげを蓄えていて、眼帯をしていても一瞬誰か分かりませんでしたが、女性は、見た瞬間にソフィアだ!!と分かる姿顔です。😉

「もう既に殺したよ。ソフィア。既に死んでいる。」とカール。

「私は、なぜあなたが銃を使わなかったのか理解できないわ。ここ何年も経った後で、あなたがこれにあまりにも近づきすぎるのが好きでない… 」

「もし、我々が見えていないもっと多くの奴らがいたらどうする?」

カールはリックと目が似ています。ひげを蓄えてリックに似た雰囲気になっています。若き頃の面影も残っていて、とても上手に顔が描かれています。

「ここで?そんなことあり得ないわ。もはやね。」

「待って!アンドレアはどこにいる?!彼女は見たのか?」

「彼女はまだ起きていないわ。心配しないで。」

「学校がある日に私が叩き起こさなければ、彼女が起きないことを知っているでしょう。」

カールは倒したウォーカーの口の中を調べています。

「あなた、何をしているの?」

「誰も噛んでいなかったか確認しているんだ。大丈夫のようだ。」

「俺はただ、理解することができない。どうやって、ローマー(ウォーカー)がここに来ることができたのか?沢山のチェックポイントがあって、多くのバリアを超えない限り… 安全地帯の中に入ってくることはできない。

一体どうやって来ることができたのか分からない。」と目を閉じて言います。

「たった一体だけよ。何かの理由で紛れ込んできただけかも。」

「いいや。それはあり得ない。」

「待て!」

「ハーシェルは、街の中にいるか?!」

場面は変わって、街中です。街は過去のアメリカの西部劇に出てくるような雰囲気です。道路の真ん中に馬が引く車輪のついた小さな見世物小屋のような荷車が横付けになっています。荷車には、”See The Walking Dead”と看板のような半円状のタイトル札にペイントされています。

男が見世物小屋に踏み台のようなものをしまっています。そこにカールが来て馬から降りました。

「おいおい、全く —

カール・グリムス?!

あんたかい?!」と男が言います。

「生きる伝説!お会いできて光栄だ。ショーを見たいのか?喜んでお見せするよ。」と男は手を広げて言います。

カールは真顔です。

そして、いきなり男を殴ります。男はもんどり打って倒れます。

「何–?!」

「何体カートの中にいるんだ、ハーシェル?」「何体だ?!」

「あんた、見つけたのか?!」、「神様 — カールあんたで俺は本当に嬉しい!誰かを傷つけるのではないかととても心配だった!」、「どこだ?」

「もういない。俺が殺した。」とカール。

「何?!」と驚いた顔のハーシェル。怒りが籠もっています。

「あんた、あれを殺したのか?!冗談を言ってるのか?!冗談だと言ってくれ!あれらがどれほど価値があるか分かっているのか?!」

「どこに行く –」

「戻ってこい!俺はKapoor保安官のところに連れて行く。これは、信じられないことだ!」

「保安官は俺が住んでいるところを知っている…」と言って、カールは馬に乗ります。

胸に星の保安官バッジを付けた男が部屋の扉のところに立って、カールの家族と話をしています。部屋の奥にソフィアとカール、保安官の前に小さな女の子が立って、話をしています。

「学校はたまに楽しい、でも、毎日ではないの。今日、私達は音楽を勉強した。私は好きよ。音楽は楽しい。」と女の子(アンドレア)。

「それは素晴らしい。Adityaが今日の授業をアンドレア、君のように楽しんだことを知りたくて、家に帰るのが待ちきれないよ。君とあったことを彼に話すことを約束する。でも今は、君のお父さんと話をする用事があるんだ。」

「アンドレア — 部屋に言って、今晩のドレスを選びなさい。私達は、サットン牧場で夕食を食べるわ。」とソフィアがアンドレアに言います。

「分かった!」

「ごめんなさい。知り合いが来ると彼女はいつも興奮してしまうの。」とソフィアが保安官に言います。

「大丈夫です。彼女は可愛い。」と保安官。

「ハーシェルがこの馬鹿げた件で、あなたの手間をかけさせることになって本当に済まない。しかし、あなたがここに来てくれて良かった。あなたがあれを取り除くのを手伝ってもらえる。燃やすのに良い場所を知っているか?それが一番の方法だ。」

「カール、すまない… しかし、状況はそれほど単純ではない。あなたは、証拠を燃やすことについて話をしている。それは、個人の財産の破壊だ… 法律は極めて明確にある。」

「法律–?!」と驚いた表情のカール。ソフィアも驚きと不安の入り混じった表情をしています。

「あれは、誰かを殺していたかもしれないんだ!」

「しかし、そうはならなかった。 現時点ではそうである。それは個人の所有物で、あなたはそれを破壊した。私は気が狂っていない。起こったかもしれない危険性について分かっている。しかし、法律は何が起きたのかについてのみ関わりがある。」

「本気とは思えない。」とカール。

保安官は、カールに向かって立ち、カールの肩に手を乗せて「残念だが、私は本気だ。これまでのことを分かっている。だから、君は逮捕されないのだ。そして、私の力の全てを使って君を助けるつもりだ。我々は、明日、この件について非公式の聴聞を行う予定だ。上手く行けば、君への懲罰が罰金、または何かに引き下げられるようになる。」

「罰金?!」

「すまない、カール。それが私にできる最良のことだ。明日、会おう。」と保安官は立ち去っていきます。

夜になり、牧場の平屋が描かれています。家の中では暖炉に日が灯り、暖炉の周りにはろうそくで明かりが灯されています。暖炉の前の一人がけのソファーに男性が座り、向かいのソファーにカールとソフィアが並んで座っています。男性の座っている横に大きな犬たちと一緒にアンドレアがいます。

「仕事は危険だとお前に言っただろう!マイキーのように、おとなしく家にいるべきだったんだ。」

「アール、違うんだ。途中で起こったのではない。俺の家でのことだ。だから、おれはハーシェルに対して、憤慨したんだ。奴はあれらを街につれてきて、一体を活かせた。奴は我々全員を危険な状況におかせたんだ。」

「でも、それは今は終わったわ。心配することはなにもない。全て管理されている… でも、それはそれよ。彼らはカールがしたことに対して罰しようとしているように思える。」

「それは不可能だ。10年近くの間、この地域にローマー(ウォーカー)はいない状態が続いている。警備をどうやってくぐり抜けたんだ?」とアールが言います。

カールは無言で目を閉じています。

「私は今日は単に薔薇の植え込みの手入れをしていた。全て安全だった。素晴らしい一日をまた過ごした。かの有名な君の父親のおかげだ。」

カールは目を閉じたまま、柔らかく微笑みを浮かべます。

「あなたは、街に引っ越すことを検討してみたらどうかしら?」

「あなたと同じ年代の人々のための素敵なコミュニティーがあるわ。ブリアナはそこでとても幸せにしてる。私達はあなたの心配をすることもほとんどなくなるわ。」

「いいや。私は3度目のヒルトップの拡張の後に立ち去るべきだった。文化的なところで過ごす私の人生は終わった。私は、ここに住んでいるのが好きだ。とても静かだ。それに、私はお前たちがいるところから去ることはできない。近所の厄介な年寄りなしで、どう過ごすんだ?」

アールの家の外で、別れの挨拶をしています。カールはアンドレを抱っこしています。アンドレアは寝ているようです。ソフィアはアールがくれた食べ物の箱を持っています。

「本当に私がこの食べ物全てを持って行って良いの?」

「私では直ぐにだめになってしまうよ。」

「そう、アール、ありがとう。」

「我々を呼んでくれてありがとう。」とカールもお礼を言います。

「あの少年は、正しく育てられなかった。マギーは、君のお父さんが亡くなった後のコモンウェルスでの全ての事にあまりにも忙しくて、彼女は単に… 彼が欲しいものを全て与えていただけだった。

そして、それは、彼女がいる時だけで…頻繁ではなかった。ハーシェルは、常に問題だった。」とアールがうつむきながら言います。

「ああ… そうだ。」とカール。

「お前は、私が時々、注意が足りないと思っているだろうが… 私は大丈夫だ。」

「アール、あなたは以前よりしっかりしているよ。おやすみ。」とカールはアールに別れを告げます。

星が一面に広がる夜空の中をアンドレアを抱っこしたカールとソフィアは歩いています。

「夜はいつも本当に怖かった。星にはいつも感謝している。」

「私も憶えているわ。」

「本当に美しいもの… そして未だに不安で一杯になるわ。今は、状況が違っている。」

「そうか?(状況が違って)どれくらいの期間経った?」

家に帰って、アンドレアをベッドに寝かせ、二人はアンドレアを見ています。

「あなた、大丈夫?」

「ただ、父さんのことを考えていた…」

「あなたと他の皆は全員生きている… 」

「ふー、そうだね。」

「彼はアンドレアに会う機会を得られなかった。そのことについて、考える時がある… そして、それは俺を寂しい気持ちにさせる。

それに加えて、アールだ。彼が今どの様にしているかを見るのは辛い。彼に与えられた悪い待遇。俺の父がそのようなことになるこのを見ることを耐えることはできない。だから、彼が亡くなって、彼が弱っていくのを見ることを避けられたことが、良かったかもしれない…と考える。そのような生き方で、彼が生活し続けること。

しかし、それはほんとうにとんでもないことだ。だから、そのようなことを考え始めた時… 俺は気分が更に悪くなる。」

カールは目を閉じて少し下を向いています。

「俺はただ、彼を失って本当に寂しい。」

翌日、カールとソフィアは馬に乗って街中にやってきます。

「君は一緒に来なくて良かったのに。」

「アンドレアは、学校にいるわ… そして、私は書物ははるか先まで済んでいる。ここにあなたと一緒にいさせて頂戴。あなたは、全ての事を一人で背負い込む必要はないわ。」

建物の外で、保安官が手を上げて二人を迎えます。建物の入り口には行列ができています。

「すまない… カールグリムスが査問を受けるために街に来るという噂が広がってしまったようだ。私の部下があなたをエスコートして中に入れる。」

裁判所のような部屋の中で、正面の席に座る裁判長のような女性、向かって両側にテーブルと椅子があり、片方にカール、もう片方にハーシェルが座っています。後ろには沢山の人達が椅子に座っています。

「本日は、満席状態となっています。そのため、皆さんは空いている席を見つけて着席して下さい。妨害があった場合、裁判室から退出させます。」

「我々は、本日、この場で単純な意見の相違について話し合いを行います。私は、双方の方々にそれぞれの立場での意見を話して頂きます。その後、査問委員と話をした後、判決を下します。私の目標は、平和でしっかりしたこの論争の解決を確保することです。それでは、ハーシェル・グリーンが先に選ばれました。意見を述べて下さい。」

「多くの皆さんがご存知のように、私は旅のショーで生計を立てています。私は、安全地帯において知られている数体のローマーたちを所有しています。人々は、これらの危険なそん時に近づいて見ることでお金を支払います。」

「これらの個体を入手するために莫大な費用を支払っています。その内の一体が逃亡した時、私は狂乱状態になりました。一晩中、探していました。」

「翌朝、カールグリムスがそれを見つけて、直ちに破壊したことを知りました。」

「皆さん全員ご存知の通り、カールは有名な父親がいます。しかし、それは彼が行いたいことを何も咎められずに何でもすることができるというようなことではありません。」

「OK… 申し訳ないのですが、私は少し不安になっています。私はこの様な査問を受けたことがありません。初めての事です。」

「私は、私が行ったことを否定するためにここにいるのではありません。あの事が私の妻と娘が住んでいる私の土地にいるのを見ました。そして、私は彼らがどれほど危険となるかを知っています。」

「私が行ったこと以外の事をすることについては一切考えませんでした。殺すしかない。」

「それが、これまで彼らの一体に出くわした時に常に私がしてきたことでした。そして、はっきり申し上げて、私は多くと遭遇しています。」

「彼らがあなたを殺す前に、あなたが彼らを殺さなければならない。」

「それは、現在の暮らしではもはや、ないことは分かっています。ここにいる多くの方々で、以前の暮らしを覚えている人は殆どいないことを存じています。」

「あなた方にとって… デッド(ウォーカー)は物語です。。娯楽のためにお金を払って見るものです。」

「私はハーシェルのショーがどれほど人気なのか存じています。」

「それを認めるという意味ではありません。」

「私はしてきたことをしました。公開していません。同じことを再び行うでしょう。もしも、今我々が生きている世界が、生きるものを守ることが、懲罰の対象となるのであれば… 私を罰して下さい。」

「しかし、皆さんの多くが、私の様に、私の父が生きて、この様な状況になることを見ずにいることに感謝するのであれば、私を許して下さい。」

審判長の女性は目を閉じて俯いて無言です。そして、目を開いて、「OK…」

「それは確かにドラマティックでした… 私は審判を決定するのに十分な内容を得たと思います。左門委員の人は、私の部屋に来て下さい。私は…」

そこにガードを連れてマギーが査問所に入ってきました。

「遅くなりましたことお詫びします。昨晩の電車に乗ることができませんでした。できる限り早く来ました。」

裁判長の女性が驚いた顔をして言います。「マダム・プレジデント…」

「ママ!」と嬉しそうな顔のハーシェル。険しい顔で振り返るマギー。

「お話してもよろしいかしら?」と裁判長に言います。

「マダム、もちろんです。」

マギーは振り返って、カールを見ます。カールは少し戸惑った表情をします。

マギーと裁判長の女性が話し合っています。

マギーが振り返り、裁判長が発言します。

「ありがとうございます。マダム・プレジデント。」

「今回の件に関しては、公式な処罰は行われません。」

「何?!」と怒った顔をするハーシェル。

「しかし、ミスター・グリムスは、法律によって、破壊された個体の適切な代わりを見つけることが求められます。」

「何?!」と驚いた表情のカール。

「これらは私からの命令です。あなたは、適切な時間内に役目を遂行することを推奨します。さもなければ、あなたはもう一度ここに戻ってくることになります。」

「次の査問に移る前に、短い休憩を取ります。」

裁判所の建物の外でカール、ソフィア、マギーが立って話をしています。

「私は簡単にあなたを開放できると思っていたわ。あなたは、いつもあれらのことに出くわしている。あなたが一体連れて戻ってくるのは難しいことではないわ。

彼女はあなたにローマー(ウォーカー)のコストを罰金としようとしていた。あなたは、それを支払うことはできない。ウォーキングデッドの市場価格を知っている?」

「市場価格?!ジーザス・クライスト、マギー… 自分で言ったことを分かっているのか?」

「『ジーザス・クライスト、マダム・プレジデント』と言う意味?」とマギーが返します。カールは無言です。

「私はその様に呼ばれることを嫌っているのを知っているでしょう。冗談を受け取るようなムードにはないわ。」

「カール、聞いて頂戴… あれらの事がどれほど軽く思われているか、私はあなたと同じ様に懸念しているわ。領有地中の全ての人々は、軟弱になっている。

私達の安全地帯が広がることによって… そして、西部の連合との繋がりが間近となっている。これは、正常になってきているのかもしれない?私達は獲得したのかもしれない。少なくとも… それが私が自分に言い聞かせていることよ。」

「俺はあんたがあんた自身にどの様に言い聞かせているかに興味はない。あれらウォーカーズをカートに乗せて廻って、街中につれてきていること、それが危険なことだとあんたが俺と同じ様に思っていることは分かっている。」

「あんたの息子が誰かを死なせることになるのは時間の問題だ。誰かが噛まれてから、何年経った?あんたは、元に戻したいのか?」

マギーは俯きます。

「カール。」

「それは、私達の世界ではもはや無いのよ。今、全ての事はもう終わったわ。誰ももう二度と噛まれることはないと言っているかしら?違うわ… それは起こると確信している。しかし、それは以前のように戻ることを意味しない。」

「あなたは、あなたのために、その考え(以前に戻ること)を辞める必要がある。あなたの暮らしを生きなさい。そして、幸せになるのよ。あなたのお父さんがあなたのために… 私達全てのために手助けしてくれた世界を楽しむのよ。」

「隅々にある危険を探すのを止めなさい。もはやそこにはないわ。」

「この世界は我々全員が維持するために役割を果たすことをしなければ、長続きはしない。デッド(ウォーカー)を子供達の前でパレードさせるために、俺の父さんは死んだのではない。」

カールはマギーに背を向けて馬に乗ろうとします。

「あなたにとって、これは易しいようにしたのよ。馬鹿げた何かをしないで頂戴。あなたの次の遠征で、あれらのうちの一体をハーシェルのために連れて戻ってくるのよ。自体を悪化させないのよ!」

カールは馬に乗って去っていきます。

「彼のことは心配しないで。」とソフィアがマギーに言います。

「あなたが心配すべき人は、あなたの息子よ。あなたは、いつも彼が欲しい物を何でも与えていた… そして、あなたはいまでも、彼に問題が起こりそうなちょっとしたことがあると走ってやってくる。」

「あなたは私を批判できるの?私があなたが経験してきたことをすべて見てきた後で… 私は彼のためにより良いことをしたいだけよ。」

ソフィアは険しい顔をして、指をマギーに指しながら言い返します。「ええ、あなたは確かにそうしたわ… でも、もし、あなたがあのクソッタレに極稀に『No』と言った方が、彼にとってはより良いことよ。」

「あなたの弟について、その様に言うのを止めなさい。」

「あなたは知らないかもしれないから言うわ。皆、私の弟のことをその様に言っているわ。全員よ。」

「注意していないと、セバスチャン・ミルトンと一緒の結末を味わうことになるわ。カールは、最もあなたが心配する必要のない人よ。」と言って、ソフィアも馬に乗って去っていきます。

マギーは無言です。

ダウンタウンを背に馬に乗って丘を上がって進んでいるカールに、ソフィアが追いつきます。

「落ち着いて!スピードを緩めて!私は、あなたの味方よ。」

「知っているよ。時々、君一人だけじゃないと望むことがある。」

「何?私は、あなたに十分じゃない?」

「君はほとんど十分以上だと言うよ。」「アンドレアの学校までレースをするか?」

「良いわ。あなたが今日、何か別のことで負けたいと思っているのなら、私は良いわよ。」

二人は馬に乗って駆け出します。

夜、グリムス家の家で、カールは窓に向かって立っています。ソフィアが部屋に戻ってきました。

「アンドレアは寝たわ。彼女はあなたのことを心配していた。彼女は、『なぜ、ダディーはあんなに怒っているの?」と言ってたわ。

「明日、出る前に彼女に話をする。彼女に心配させたくない。」

「寝る準備できた?」

「俺は、外に出てく… 明日の旅の前に頭をクリアにしておく必要がある。」

「おぉ、分かったわ。どれ位遅くなりそう?」

「分からない。」

翌朝、ハーシェルは滞在しているホテルを出ていこうとする時、ホテルのカウンターの人が呼び止めます。

「ハーシェル!もし君がチェックアウトするのなら、支払いを済ませる必要がある。」

「あんた、俺の家族がそのようなことは上手くやれるのを知っているだろう。俺が街に戻ってくる前に支払ってくれるだろう。それで良いだろう?」

ホテルの男性は無言で睨んでいます。

「ありがとう。将来、あんたのビジネスをまた利用して愛用してやることを確約してやるよ。俺のママにここに泊まるように話してやるかもしれない。」

ハーシェルが外に出ると、少年が走ってやってきました。

「ハーシェル!」、「ハーシェル!」、「急いでついてきて!」

走る少年の後をハーシェルが追いかけてついてきます。

「あなたが出ていく前に見た時には… でも、」

カートの中のウォーカーズたちが殺害されていました。

憤慨した表情のハーシェル。

(中編に続きます。)

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