ウォーキングデッド公式サイトがシーズン9後半のシノプシス(Synopsis)を公開しました。以下に発表されたシノプシスの訳を紹介します。
ウォーキングデッド シーズン9 後半の概要
”The Walking Dead” シーズン9の後半では、生存者グループの新旧のメンバー達が、過去6年間に起こった出来事による衝撃に対処し続けていることが分かります。リックが姿を消してから、多くの登場人物達(キャラクター)は、互いに見知らぬ存在となっており、そして、ある意味では彼ら自身が見知らぬ存在となっています。
彼らが知っていること(分かっていること)は、否定することのできない危機に彼らがさらされているということです。生存者グループは、まもなく、彼らの理解を超えるような世界が機能しないことに気付きます。グループの決まりや生き残る術は、彼らの安全を保証するものではなくなります。全く新しい脅威が、彼らの行末を遮ります。そして、彼らは間もなく、これまでに遭遇した、または耐えてきたどの様な脅威とも異なるものであることに気付きます。グループは、彼らが見て思うことについて、疑念を抱く(訝しく思う)様になります。この黙示録の世界が最初に勃発した時よりも、この黙示録後の世界で普通に見えるようなことが、実際はさらに不快でおぞましいものであるかもしれないのです。明らかなことは、その可能性が高く、多数あるということだけです。
備考
アルファ率いるウィスパラーズは、人間社会の常識的な概念とは異なる行動原理と思想を持っています。ウィスパラーズ編では、原作のコミックのストーリー展開とコンセプトに沿う方針をTVシリーズの制作側が明らかにしています。
しかし、TVシリーズでは登場する人物が異なっていること、タイムラインも原作では特に期間を開けていませんが、TVシリーズでは時間の経過がかなりあります。特にシーズン9後半はリック退場から6年経過している状況となっているところは、コミックとは大きく設定が異なります。
シノプシスで述べられている通り新旧のメンバー間での相互理解などもまだない状況であったり、グループ自体の性格やあり方などについても不透明なところがあるところを演出すると思われます。この部分に関しては、原作とは異なるTVシリーズ固有の演出がされるところです。
シーズン9 第9話のタイトルは、Adaptationであることが公開されています。状況、環境の変化、さらには全く異なる概念を持つ敵グループ、ウィスパラーズとの登場と脅威にグループと各々のメンバーが対処を強いられることが予想されます。
コミックのストーリー展開を踏まえた上での、ウォーキングデッド シーズン9後半の見所、注目点についての記事を投稿しております。よろしければ、ご覧下さい。