ウォーキングデッド シーズン9では空白の6年間のフラッシュバックが含まれる!?

ウォーキングデッド シーズン9では空白の6年間のフラッシュバックが含まれる!? TVドラマシリーズ
5
(1)

2019年2月11日から放送開始となるウォーキングデッド シーズン9後半では、過去の出来事についてのフラッシュバックが含まれることを、ショーランナーのAngela Kangがエンターテイメント・ウィークリーのインタビューで明らかにしました。

ウォーキングデッドでは、一部の例外を除いて、フラッシュバックによってストーリーを補完する手法は使用していませんでした。しかし、シーズン9前半リック退場後の6年間のタイムジャンプの間に登場人物達やコミュニティーに起こった出来事について、シーズン9後半の中で何度かフラッシュバックを使用して説明されます。

インタビューで、Kangはニーガンの脱走、ジーザスを失ったヒルトップがどの様に対応したか、そして、収穫祭(ハーベストフェスティバル)が実際に行われることが確認されました。

収穫祭が確認されたことは、コミックのストーリーラインに基づくものであり、アルファによる衝撃的なウィスパラーズとの境界線の設置が起こる可能性が高いことを示しています。

以下、エンターテイメントウィークリーによるAngela Kangとのインタビュー記事のQ&Aを訳して紹介します。(英語と日本語の表現の違いなどがあるため、ある程度、意訳を含みます。)

ジーザス後のヒルトップ

質問: まずは、ミッドシーズンフィナーレ(シーズン9 第8話)のジーザスの死から始めましょう。ヒルトップにおいて、指導者(リーダー)の死の影響はどのようなものでしたか?大きな変化となることは明らかです。彼はリーダーになりたくはなくても、ヒルトップを導く使命がありました。マギーは去りました。そして、今、ジーザスもいなくなりました。そのことは、ヒルトップの人々にどの様な意味を持つのでしょうか?

Angela Kang:
ヒルトップの人々は、(指導者を失ったことによって)不安定な運営に本当に対処しなければならない状況に陥ります。幸いなことに、ジーザスの手伝いをしてきたTaraがいます。彼女は、驚くべき指導者の役割を果たすことになります。同様に、ヘンリーの保護者でもあるダリルは、ヒルトップについて懸念(心配)しています。ダリルは、指導的なことには全く関わりたくない人物です。彼は、それらの事柄の全てから距離を置くように試みますが、ウィスパラーズから目をつけられていることが判明してきたためにヒルトップが対処することに巻き込まれるジレンマとなります。

フラッシュバックの使用について

最後に我々が話した時に、フラッシュバックの使用についてお話されたことを覚えています。シーズン9後半のいたるところで、何かそのようなことを見ることになるのでしょうか?それとも、ただ1度だけのものですか?

それは後のお楽しみです。使用されることになります。一度ではありません。毎回、少し異なります。登場人物のキャラクター(性格、性質、心理、考え等)やなぜ彼らがそこにいて何をしたのかを理解する手助けとなる特定のバックストーリー(背景となる話)の一部(断片)となります。

収穫祭について

このシーズンで収穫祭についての話を聞いてきました。明らかに、コミック本では大きな役割があります。このシーズンが終わる前に、収穫祭を見ることになりますか?

はい。収穫祭を見ることになります。それは、このシーズン(シーズン9)後半の話のい一部となります。我々は、この祭り(フェスティバル)が我々の人々(登場人物達)とって、本当にどの様なことをもたらすのかということについてのかんがえを、深く掘り下げました。

この様な類の交易フェア(行事)の元は、遠く離れたコミュニティーから役立つ物資を交換するために遠路はるばるやってくるものです。なぜなら、コミュニティーは各々、必要とするものが異なるからです。人々は新しいスキル(技能)を学ぶことができたり、必要な物資を入手したりする場です。同様に、異なるコミュニティーとの関係を深める機会となります。

それらを考慮して、我々は各々のコミュニティーについて、そして、このフェア(祭り・行事)についての考えについてどの様に取り組むのかということを知ることになります。なぜなら、キングダムとアレクサンドリアの間に不調和が明らかにあるためです。それらがどの様に、後半の話のなかで展開していくのかを見ることになります。

ニーガンについて

ニーガンについてはどうですか?

我々は、牢屋から脱出したニーガンに何が起こったのかを知ることになります。ニーガンについては、彼自身が冒険に行くことで、本当に本当にクールな話をすることができます。

ニーガン脱走についてのコミックとの違い

(前の回答に対して)それは興味深いですね。なぜなら、コミックブックでは、ろうのドアが開いていても、ニーガンはそこに留まることで、あることをリックに証明したことを憶えているからです。TVショーでは、明らかに彼は出ていって、彼がサンクチュアリーにいるシーンがプレビューにあります。コミックで紹介されている展開から、話を変更した点が何かお話できますか?

ええ、コミックの中の話とは全く同じではありません。しかし、私達は、見て本当に面白いだろうと思いました。ニーガンは、あの牢から出たかった。『ただ俺を殺してくれ。』の様な所に辿り着いた。それから、大きなタイムジャンプの後で、彼の行末の様な所にいるのを見ます。しかし、彼は常に更に何かを求めています。彼は、この世界でもっと何かできると感じます。そのため、まだその事が可能であるかを証明するための設定をします。彼が見つけた(分かった)ものは、牢に入っていた時とは、本当に異なる面白い世界でした。

彼にとって、とても長い年月が過ぎ去ったことを考えたら、変化している世界に順応し続けている人々に対して、かれはその期間ずっと、牢の中にいただけだということが理由としてあります。彼は外に出ている間には、とても面白いことを学びます。ジェフリー(ニーガンを演じるJeffrey Dean Morgan)が、ほとんど西部劇スタイルの旅のように本当に面白く演じているのは、素晴らしいと思いました。ニーガンのファンの方々が、見て楽しむことができると思います。

コミックのニーガンは、本当に強烈な個性で魅力がたっぷりあります。TVシリーズでニーガン役を演じるのは大変なことですが、Jeffrey Dean Morganは彼のスタイルで上手に役柄をこなしていると思います。
コミックで該当するニーガンの冒険の部分は、156話とその前です。ただし、これを読んでしまうと、テレビシリーズの展開はかなり分かってしまいますのでご注意下さい。
ウォーキングデッド・コミック 156話 “Queen and King” あらすじ・考察・感想
156話の表紙は、抱き合い、見つめ合っているアルファとニーガン。タイトルはQueen and Kingです。 あらすじ 「俺はこれを認めない。」腕を組んでベータが言います。 「ベータ、何を認めないということなのか具体的に説明しなさ...

あとがき・インタビューで明らかになったことについての感想

前日にシーズン9後半初めにミショーンとダリルの背中の傷の理由が明らかになる予定であることについての記事を投稿しましたが、フラッシュバックの形で紹介されることが分かりました。また、ミショーンとダリルの傷だけでなく、タイムジャンプした6年の間に起きた出来事、コミュニティーや登場人物達に関わる話なども、シーズン9後半の数箇所に分かれてフラッシュバックで紹介される予定であることが明らかになりました。

収穫祭がシーズン9後半で行われることも判明しました。今回のインタビューでニーガンの冒険の話があることからアルファによるウィスパラーズのテリトリーとの境界線の設置は、シーズン9後半の途中になる可能性が高まりました。ウォーキングデッド シーズン9後半の見所と注目点の記事内で、シーズン後半でどこまでウィスパラーズ編を展開するのかについての簡単な考察を行っております。

この記事についてのレーティング

右に行くほど高く、右端が五つ星です。

平均のレーティング 5 / 5. 投票数: 1

まだ投票はありません。投票をお願いします。

If you liked this article,
like it!
We will bring you the latest information.
TVドラマシリーズ
TWD レビューをフォローする
TWD レビュー
error: Content is protected !!