ウォーキングデッド・コミック 170話 “On The Road” あらすじ・考察・感想

コミック あらすじ ネタバレ
ウォーキングデッド コミック 170話 : On The Road
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170話のタイトルは、”On The Road”。表紙は、道を歩くミショーン、マグナ、ユージン、Siddiqです。オハイオ州のコミュニティーとの接触するチームのメンバーです。(なぜか、Kumikoが含まれていません。)

ネタバレ

馬に乗って街中を進んでいくミショーン達。「これからの15マイル程度は、まだ安全ゾーン(地帯)よ。静かな日になることでしょう。」とミショーン。

「皆に正直に言うわ… 私達がこれから行く所… 私の人生でこれ以上北に行ったことはないの。私達は、今、そこで何が起こっているのか全く知らない。これって、とても興奮することよ!」とYumiko。

「ミショーン?何か問題か?」とユージンが声をかけます。

「今の彼女の言葉で、心配になった。」

Dwightについて話すリックとジーザス

建物内の一室でリックとジーザスが話をしています。「私は、彼を注意して見るようにする。あなたは、本当に彼が危険だと思うのか?」とジーザス。

「分からない。彼がそうでないと信じたい。これまで、Dwightは彼が良い男であることを何度も証明してきた。今、ただ単に悪い考えにとらわれていると信じたい。」

「しかし、本当の所、私は分からない。」

「安全を最優先させて、私は彼を見るようにする。」

部屋にアニーが入ってきて、「リック、マイキーのこと(面倒)を見てもらえるかしら?彼は、ポーラを失ってから不安定になっているの。」

ポーラは、ウォーカーズの大群がアレクサンドリアに押し寄せてきた時、ゲートの所でリックと一緒にいました。ゲートが倒された時、ポーラはウォーカーズに襲われて、命を落としました。ポーラは、最後にリックにマイキーのことを頼んでいます。(詳しくは、163話を御覧下さい。)

「アニー、分かった。彼をチェックする。ジーザス、いつもありがとう。」

ヒルトップに戻るマギー一行

ヒルトップに戻る途中のマギー一行、馬車の荷台でソフィアとハーシェルが遊んでいます。馬車の運転席で、マギーとブリアナが、話をしています。

「ダンテがいないとこちらは静かね。あのおかしな男についてだけど、彼は長い旅を短く感じさせる良いところもあるわ。今、彼の不適切な話の一つもすると、盛り上がるかもね。マギー?」

「マギー?」

マギーは少し考え込んでいる様子です。

「ごめんなさい。ブリアナ。あなた何か言った?」

「私は数分間の間に沢山の事を言っていたわ。何があなたをそれほど考え事させているの?」

「おぉ、それは… 何でもないわ。」とブリアナと反対側を向いて答えます。

ニーガンの様子

ニーガンがウォーカーズと戦っています。「臭うやつ、ナイフを食え!」「俺を食おうとしているのか? バターが付いたとても熱いナイフの代わりに、新鮮なママ・ニーガンの死のデスキッチンを受け取れ!」「こんなセリフは、周りに人がいる時にとっておくべきだな。」と言って歩いていきます。木の陰から、ダンテがニーガンを見ています。

Dwightとローラ

ソファーに座っているDwightに隣のローラが話しかけています。

「私も人を失った… でも、あなたとシェリーの間のヒストリーは知っている。私の生きてきた中で似たようなことは決してなかった。1年、または2年以上一緒にいなかった人とは、(パートナーとしての)関係が決してうまくいかない。だから、あなたがどの様なことを経験してきたのか本当に分からない。でも、あなたはこのことよりも良いことは分かる。」

「ローラ、何について言っているだ?」

「リックを脅すようなことは決してすべきでない。」

「俺が気にしていることは、俺はあそこで止めるべきではなかったということだ。」

「俺は、ニーガンが良い男だと思ったことは一度もない。しかし、かつて、俺は彼に従っていた。— 彼は必要な存在と見ていた。彼は、… 残っている我々を守るために他者ができないことをできる男だ。」

「リック… ニーガン… わからないか? 彼らに違いはない。」

「あなたは、本当にそんな事を信じられないの?信じるの?」

Dwightは、本質的な所を分かっていると思います。本質的なところは、ニーガンとリックは似ています。しかし、方法が大きく異なります。そのことは、ニーガンとリックも良く理解していることです。そして、ニーガンは自分が行っていた方法が間違っていたとリックと出会って、理解するようになりました。ニーガンの変化をDwightは、理解し始めています。
かつてニーガンに従っていたDwightが、リック達のグループコミュニティーとの戦争になった時、ニーガンを裏切りました。同じ様に今まではリックに従っていましたが、リックとニーガンは同じだと言うDwightの話を聞いて、リックに対しても同じ様に反旗を翻すのではないかと、ローラは不安に思っている様です。

マイキーの様子を見に来たリック

製粉所の建物の中の隅に座り込んでいるマイキーの所にリックが来ます。

「マイキー?君が抱えていることが辛いことは良く分かる。父親を失ったことはとてもつらいことだった… しかし、今、今回は… 私は君に伝えたい事は… 」「君一人だけではないと言うことだ。」

「我々は君のために手助けをする。我々は、… 我々は全て、とても親しい(身近な)人を失っている。君が感じる辛さ、悲しさがどのようなものか我々は分かる。失望感… 、無力感… 失った人がまだここにいてくれたら、どんなに違っていたことだろうと考えることを止めることはできない。」と涙を流しながら話すリック。「… しかし、そのことだけにとらわれて生きていくことはできない。」

「僕は、ママを本当にミスしている。」と泣きながらリックにハグするマイキー。「分かるよ。」とリック。

ミショーン達とキングダム護衛の会話

ミショーン達が道を進んでいくと、馬に乗ったキングダムの護衛の男と出会います。

「状況はどう?」

「静かだ。ここから(安全地帯の)境界までの間は、ざっと見た所、特に何もない。」

「その先がどうなっているか何か知っている?」

「安全地帯を超えて行くのか?1マイルかそこらが、私の前のパトロールで巡回したところだ… そこも静かだった… しかし、そこを超えたところについては、何も分からない。」

「オッオー、エキサイティング。」とYumiko。「変化するかも。」とマグナ。

「安全に。」とユージンは言って、ガードに別れを告げます。「常に。」とガードも答えます。

ウィリアム達と遭遇するマギー一行

ヒルトップに向かうマギー達は、ウィリアムの率いるキングダムの人達と出会います。

「あら、これは予想していなかったわ。」とマギー。

馬を寄せてマギーの隣に並んだウィリアム、「そうか?我々は君たちの力になりたいと言う印象を与えたことはいつだったかな?」

「そうではなくて… どこでこれだけの物資をすべて見つけることができたの?」

「我々は、キングダムの拡張を計画していた… 約一年間、物資、材料を集めていた。難しいところは、持っていくことだ。」

「ウィリアム、私達はこれら全てをもらうことはできない。」

「もちろんできるさ。」

「君たちは、私達よりもさらにもっと必要なのだから。」

ルシールの墓参りをするニーガン

ニーガンは、ルシールを埋葬した十字架を立てた場所に来ます。(詳しくは、162話をご参照下さい。)ルシールの十字架の前に跪いて、「ルシール。」「俺は本当にお前が恋しい。俺はなさけないやつだと分かっている。お前は分解されたただの木の欠片だと分かっている。しかし、お前は … お前は俺の全て… 」と涙を流しています。

ルシールの墓に跪いたままのニーガンを、遠くからダンテは見ています。ダンテの表情は、同情的です。

ユージンとSiddiq

破棄された車のボンネットの上にSiddiqは銃を持って座り、見張りをしています。ユージンがSiddiqの所に来ました。「小便をする必要がある。その後、私が代わろうか?」

「結構だ。おれは大丈夫。もう少し寝な。」

ユージンは、ミショーンが寝ている脇を通り、ブランケットに入ろうとした時に、奇妙な物音を聞きます。一瞬、怯えた表情のユージン。物音のする方を見てみると、マグナの上にYumikoが覆いかぶさっていました。ユージンは目をそらして、ブランケットを整えますが、その後、二人の行為をずっとみていました。そこに、唸り声がして、ユージンはそちらに向います。

寝ていたミショーンにウォーカーズが襲いかかってきたところでした。「Siddiqのところに行って!」とミショーン。

「行く所だ!」とユージン。

Yumikoとマグナも周囲の状況に気づきます。「私達は襲われている!」とYumiko。「おお、神様… 」とマグナ。

「助けてくれ!」と怯える表情のSiddiq。車の上のSiddiqをウォーカーズが取り囲んでいます。

「俺は、ここだ!」とユージンが駆け寄り、銃でウォーカーズを撃ちます。ユージンの背後に刀を持ったミショーンが走ってくるのが見えます。ミショーンが刀でウォーカーズを斬ります。Yumikoとマグナもやってきました。Yumikoは、ボウガンを撃ってウォーカーズを倒します。

「あんたは… あんたが俺の命を救ってくれた。」とSiddiqがユージンに言います。

「どういたしまして。」とユージン。

「あなたは、見張りだったわよね。」と厳しい表情で周囲を見るマグナ。

「暗かったんだ — どこからともなく現れたんだ。誓っても良い。」とSiddiq。

「今、非難するのは意味がない。昔の時代のようね。」とミショーン。

「良いことでないのは確かよ。あなたの以前の状態は、私達とは違うわ。」とマグナ。

「皆、大丈夫?誰も噛まれていない?」とYumiko。

「俺は大丈夫。俺達は大丈夫だよな?」とSiddiq。

「その様に思えるわ。私が見張りの役を代わりにするわ。」とミショーン。

「すまない。」

「いや。我々は、ここに留まらない。この物音の後ではだめだ。そこに何がいるか分からない。今、我々に誘われてやってきているかもしれない。我々は移動する。

いずれにせよ、日は数時間以内に昇る。」とユージン。

ミショーン、ユージン、Siddiqは、馬に荷物を乗せています。マグナとYumikoは、服を着ています。

「沢山の睡眠を取ることはできないようね。」とYumiko。

「おかしな娘ね。」とマグナ。

ジーザスとアローンの会話

芝草のあるところで、ジーザスとアローンが昼食を取りながら、話をしています。

「我々は、ヒルトップに行くべきだと思う。こちらの状況は、ほぼ収束した。ゲートは元に戻った。… ほぼ全て元通りになって、機能している。」とジーザス。

「Dwightについてはどうだ?」とアローン。

「4日間、彼を見ている。… 彼は大丈夫だ。リックは、対応できるだろう。ヒルトップの方が、我々がもっと役に立つと思う。」

「私は、まだ100%に戻っていない。(全快していない)この時点では、再び自分が役立つようになれるか、確信が無い。」

「君は、私にとってとても役立っている。」

「僕がか?」

「閉じ込められているような感じはしないか?これ以上、君が落ち着いてしまうことができないことに不安はないかい?私で十分だと思うのか?」

「君には正直でいることが本当に難しい。」

「バカな。それが、君について私が気に入っていることだ。それと髪。君は、素晴らしい髪をしている。」

「君の髪もとても素晴らしい。」

「正直なことが好きだと私は言った。正直にね。」

「正直なところ、私は君に恋している。」とジーザス。少し驚き気味で嬉しそうな顔をするアローン。

オハイオへ向かうグループ、ピッツバーグのダウンタウンに到着

オハイオへ向かうユージン達のグループは、ピッツバーグのダウンタウンに到着しました。「迂回すべきかしら?」とミショーン。

「いや。時間がかかりすぎる。長く路上にいすぎた。我々は大丈夫だと思う。初期の頃… 人口が密集している街は危険だった。今は… 彼らは散らばっているだろう。静かにしていれば、我々は大丈夫だと思う。」とユージン。

ダウンタウンの中を無言で馬に乗って進んでいくグループ。

「OK… これはゾッとする感じ… 」とYumiko。「シー」と静かにするようにささやくミショーン。

ユージンが周辺を見て確認しています。後ろにいるSiddiqは、ユージンを後ろから見ていて、ユージンが横を向くと顔をそむけています。

ミショーンが驚いた顔で、「オーマイゴッド」と小声で言います。「空っぽだわ。」無人で何もない道の先を見てコメントします。

夜になり、グループは、火を囲んでキャンプしています。

「彼らが飛ぶことを学んでいなければ… 今回の旅の途中で、一番安全な夜になるに違いない。」とマグナ。「それは良いわね。」とYumiko。

Siddiqとユージンが話をしているのを少し離れた所で、ミショーン、マグナ、Yumikoが横目で見ています。「あそこで何をやっているのかしら?」とマグナ。「分からないわ。」とミショーン。

「私は何かがあると考えている。君はここ数日、行動が奇妙だ。」とユージン。

「すまない。あなたは — あなたは俺の命を救ってくれた… そしておれは… それが始まりではない。おれは、何ヶ月もクソのような気持ちでいた。」

「あなたは、我々全てが良くなるために多大な働きをしている。 — 群れのことを調査したり… 風車を設計したり… そして、あなたは俺の命すら助けてくれた… おお神よ… 」

「Siddiq、お願いだ。何かおかしいところがあるのか?」

「ロジータのことだ。彼女は — — 彼女は、俺を愛していた。」と涙を流しながら言います。

険しい顔をするユージン。目には怒りが籠もっています。

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感想と考察

169話では、アレクサンドリアから3つのグループが同じ日に出発しました。マギーのグループは、ヒルトップを再建するためにヒルトップに向かっています。ミショーン達のグループは、ユージンが無線で知り合ったステファニーが所属するオハイオ州にある大きなコミュニティーと接触するために旅立ちました。そして、ニーガンもアレクサンドリアを出て、新たな人生の一歩を踏み出しました。マギーは、ダンテにニーガンを追跡するように依頼しています。

170話は、馬に乗って進んでいくミショーン達で始まります。まだ、コミュニティーの安全地域内で、特に何も起きていない様子です。Yumikoは、これより北への旅は初めてで、楽しみにしていると言います。その言葉を聞いて、ミショーンは警戒心を高めています。知らない土地に足を踏み込むことは、何が起きるか全く分かりません。気楽な旅行気分でいることは危険です。Yumikoの一言で、ミショーンは気を引き締めることになりました。

169話に登場するゲートのところでのマギーとミショーンの間での会話では、ミショーンは気楽な感じで、マギーが注意するように諭すようなシーンがありました。ミショーンも気持ちと考えを切り替えつつあるようです。この様な他の人の一言や態度で、自分の気持や油断などについて、改めて考え直すことは実際にあります。ウォーキングデッド コミックはこの様な人間関係と及ぼす心理作用などを描くのが巧みです。

リックは、Dwightが述べた不穏な考えについて、ジーザスに話して、Dwightの動きに目を配るように依頼します。ジーザスは、Dwightが本当に危険とはにわかに信じることができない様子ですが、リックの話を聞いて注意を払うと言います。

部屋にアニーが入ってきて、マイキーの様子をリックに見て欲しいと頼みます。マイキーは、ポーラの娘です。ポーラは、ウォーカーズの群れがアレクサンドリアに押し寄せた時に、リックと一緒にゲートの所にいて、ウォーカーズに噛まれてしまい、この世を去りました。マイキーの面倒を頼むとポーラは最後にリックに言い残しています。

シーンは変わって、マギー一行に移ります。ブリアナは、マギーにダンテの話をしますが、マギーは上の空でブリアナの話を聞いていませんでした。ニーガンのことを考えていたと思われます。そして、その頃、ニーガンは一人で第一の目的地、ルシールの墓に向かって歩いています。ダンテは、ニーガンを追跡して、物陰から彼の様子を見ています。

ローラは、Dwightにリックを脅すことだけは決してすべきでないと言います。その前のDwightとリックの会話は、ほとんど脅しに近いものでした。しかし、リックは間には受けず、会話を打ち切っています。(詳しくは、169話を御覧下さい。)

Dwightは、リックとニーガンに違いはないと言います。ニーガンやリックも、二人は似たところがあるところを認めています。しかし、リックは周囲の人々から強い信頼を受けています。ニーガンは力でねじ伏せ、統治するスタイルであり、二人に対する周囲の信頼感や評価は大きく異なります。Dwightは、Dwightが無理やりリックから指導者の座を奪い取ったとしても、マギー、ミショーン、ユージン、ジーザス、アローンなどの主要メンバーが支持することはないところを読み違えているように見えます。Dwightの最大の理解者であるローラですら、リックを敵にして、無理やりDwightが指導者の座を奪う事を、賛成することは決してないと思います。

製粉所の隅でうずくまっているマイキーの所にリックは行って、マイキーを慰めます。マイキーは、母を失くし、リックは妻を同時期に失くしています。リックに慰めの言葉を発しながら、リックも涙を流して、二人で抱き合います。辛い思いをしているのは、一人ではないということを、改めて、感じさせるシーンです。(それでも、アンドレアを失ったことは、あまりにも大きいと思います。)

ミショーン達は、キングダムのガード(パトロールする人)に出会います。まだ、旅の途中で問題は発生していません。後1マイルまでは、安全地帯の中です。そこから先は、どの様な状態か分かりません。Yumikoは、相変わらず気楽な旅気分でいます。

マギー達は、沢山の物資を運んでいるウィリアム達と途中で出会います。ウィリアム達は、1年近くの間に確保していたキングダムの拡張用の物資を、ヒルトップの再建のために提供するためにヒルトップに向かっている所でした。マギーは、全てを受け取ることはできないと固辞しますが、ウィリアムは、キングダムよりもヒルトップに必要なものなので、当然、提供すると言います。ウィリアムの考えと行動は、まさにリックが望むコミュニティー間の助け合いの良い象徴事例だと思います。

ニーガンは、162話でバット(ルシール)を埋めて作った墓にやってきて、墓の前で跪き、涙を流しながら、ルシールへの想いを告げます。ニーガンの愛する妻への想いと感情が良く表れています。時が経っても、ニーガンの想いは変わっていないことを表しています。妻を失って、新しいパートナーを見つけて幸せになる人もいますが、妻への想いをいつまでも強く持ち続ける人もいます。色々なケースがあります。ニーガンは、後者です。ルシールの墓の前でのニーガンの様子を、遠くから見ているダンテも、同情的な表情をしています。この様な表情を見せるダンテも珍しいです。ダンテの過去は、これまで詳しく描かれていませんでしたが、過去のパートナーとの想いを抱えているなどの可能性も示唆しています。

場面は、再びユージン達になります。Siddiqは、見張りをしています。ユージンは、見張りの交代を申し出ますが、Siddiqは大丈夫だと断ります。そして、ユージンは不審な物音を耳にして、マグナとYumikoが一緒になっている所を目撃します。一旦は、目を離しますが、その後、ユージンは二人の行為を見続けています。これは、過去にユージンが、アブラハムとロジータの行為を見ていたことがあることを再開しているような描き方です。

ウォーカーズが襲う物音がして、ユージンが音のする方向に走っていくと、ミショーンがウォーカーズに襲われていました。ミショーンは、自分のことには構わず、Siddiqの所に行くようにユージンに言います。ユージンも躊躇なく、走っていきます。ミショーンは大丈夫と思う二人の信頼関係の表れでもあります。

Siddiqは、ウォーカーズ達に囲まれて、襲われていました。ユージンが駆けつけて、ウォーカーズを銃で倒します。続いて、ミショーンも駆けつけて刀でウォーカーズを倒します。Yumikoもボウガンでウォーカーズを撃ちます。

Siddiqは、動揺しながら、ユージンに命を助けてもらったお礼を言います。見張りをきちんとしていなかったと批判気味なマグナに対して、Siddiqは見えなかったと言い訳します。ミショーンは、見張りを引き受けることを提案しますが、分からない場所で、一度襲われた場合、さらに多くのウォーカーズを引き寄せるリスクがあるため、移動する方が良いとユージンが言い、チームは移動することにします。

シーンは変わって、ランチを食べているジーザスとアローンの会話となります。ジーザスは、4日間、Dwightを見張っていたが特に不穏な動きはないため、リックが対処できるだろうと考えています。ジーザスは、アレクサンドリアは落ち着き元の状態にほぼ戻ったので、ヒルトップに行った方が、アローンもジーザスもコミュニティーに貢献できると言います。どうやら、近い内に二人はヒルトップに行くことになりそうです。ジーザスは観察力も鋭いので、Dwightはそれほど危険ではない状況になったことを暗示しています。アローンとジーザスの会話は、二人の間の話に移っています。ジーザスは、アローンに本気のようです。その事を聞いて、アローンもかなり嬉しそうです。

オハイオへ向かうグループは、ピッツバーグのダウンタウンに到着しました。人口が密集するダウンタウンは、ウォーカーズが発生した直後は危険だったが、今は逆に分散しているので大丈夫だろうとユージンは予測しています。ダウンタウンに入ると中は人けがなく、ウォーカーズも徘徊しておらず、空虚な感じです。Yumikoは不気味だと言います。

Siddiqはユージンの後ろ姿を見ていて、ユージンが横を向くと、顔を伏せます。この行動、態度については、後で理由が明らかになります。ダウンタウンの中は、驚くほど何もありませんでした。夜になり、グループは、ダウンタウン内でキャンプを行っています。ウォーカーズの姿も見なかったため、ここまでの旅路の中で、最も安全な夜になるだろうとマグナは予想しています。

少し離れた所で、ユージンとSiddiqが向き合って話をしています。マグナは、何が起こっているのかとミショーンに聞きますが、ミショーンは分からないと答えます。

ユージンは、Siddiqのここ数日の態度がおかしいと問いただします。Siddiqは、命を救ってくれたこと、だけでなく自分はずっと駄目な人間と何ヶ月も感じていたと言います。そして、ユージンがコミュニティー全員のために多大な貢献をしていて、群れの研究、風車の開発などにも時間をかけていたこと、さらに自分の命を救ってくれたとい言います。ユージンは、Siddiq、どうしたんだと聞きます。ユージンが、Siddiqは一体どうなってしまったのか?何が言いたいのか?何を考えているのか不思議に思うのは当然だと思います。

Siddiqは、泣きながらロジータのことだと言います。ロジータは、自分を愛していたとユージンに告げます。

怒りの目をするユージン。ロジータは、ユージンにとっては、本当に繊細な存在です。ユージンは、ロジータを愛していました。ロジータは、元々はアブラハムを愛していました。ロジータは、アブラハムに捨てられるような形で別れて、ユージンと関係ができます。ユージンはロジータを愛していました。ユージンの過去の再発とロジータの話題、新たな複雑な人間関係が明らかになりました。

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英語版ウォーキングデッド コミック 170話

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