ウォーキングデッド・コミック 173話 “Final Fight” あらすじネタバレ・考察・感想

ウォーキングデッド コミック 173話 Final Fight 表紙 ベータと戦うジーザス コミック あらすじ ネタバレ
ウォーキングデッド コミック 173話 Final Fight 表紙

173話のタイトルは、”Final Fight”(最後の戦い)表紙は、ファイティングポーズを取って、戦っているジーザスです。

ネタバレ

ジーザス対ベータ

ヒルトップに向かう途中でキャンプ中のジーザスの背後にベータが忍び寄り立っています。ジーザスは、横目でアローンを見た時に、ベータの影を見て、ベータの攻撃を間一髪でかわします。ジーザスはライフルを構えて発射しますが、猛然と突進するベータにライフルを叩き落とされます。銃声でアローンが目を覚まし、ジーザスとベータが戦っているのに気が付きます。アローンは銃を構えて、「ジーザス、伏せろ。」と言いますが、「私はこれを対処できる。やつらがもっといるか見ていてくれ!注意しろ!」と答えます。

「お前は、お前自身のことを心配すべきだ。」とベータは言って、ナイフで攻撃します。ジーザスの腕を掠めます。ジーザスは唸り声をあげます。ウォーカーズの群れがやってくるのをアローンは見つけます。ベータの攻撃を、ジーザスはバク転で躱して、落ちていたライフルを掴み、構えると直ぐに撃ちます。しかし、ベータは素早く横に動いて躱します。

「どうやったら、そんなに早く動けるんだ?!」と驚くジーザス。

「彼らは、続々とやってくる。」とアローン。

やってくるウォーカーズを見て、「クソ!」と言うジーザス。アローンの周りのウォーカーズを撃って援護します。その隙きを突いて、ベータがジーザスにタックルします。「ジーザス!」と周りのウォーカーズと戦いながら、アローンが声をかけます。

「生かしておかない。お前達二人共、今晩死ぬ。我々を見つけることはできない。我々が準備ができるまで、お前の友達に我々の居場所を言うことはさせない。」

銃弾がベータの腹を通過します。「私が君をカバーした。」とアローン。アローンの後ろに迫るウォーカーズも撃たれます。「そして、私もカバーした。」とジーザス。「君プラス私。イコール、ザ・ベストだ。」とアローンがジーザスの手を取って、起こします。

ベータの素顔

アローンが「彼は息をしているか?」と聞き、ジーザスが「していない。」と言って、ベータのマスクをはぎます。「ふーむ」、「彼は、… に似て見える。」「いや、彼だ。見てみろ。」「本当だ。君が正しい。バスケットボールプレイヤー。彼は、一度映画に出演した。そして、いつもあれらの車のコマーシャルに出ていた。彼の名前は何だったけ?」とジーザス。

「それは…」とアローンが良いかけた瞬間、ベータが起き上がって「No!」と言います。

「私は名前はない!名前はない。… 無い。」そして、どさりと倒れます。

驚いた表情の二人。「まったく、恐ろしいほどのウィスパラーズの生き方に忠実だったな。」とジーザス。「クソ。私は、彼がプレイするのを一度見たことがある。」とアローン。

「本当か?」

「ああ。大学卒業直後のボーイフレンドが、バスケットボールに夢中だったんだ。」

「奇妙だ。」ベータに刺された腕を抑えながら、ジーザスが言います。

「いいや。私は、普段アスレチックに行くタイプではない。」

「おかしい。」

「私が言った意味は、彼の人生のことだ。家… 車… 彼は全て持っていた。 デッドが生活の中にやってきて、その後に起きたことは、彼は森のなかで走り回って、人の皮を身に着け、名前がないように振る舞っていた。考えさせられる。」

「そうか、荷造りしている間に考えていてくれ。私は、暗闇の中でこれ以上彼らと戦うのはごめんだ。そして、我々は君の腕の傷を塞ぐ(縫う)必要がある。」

ニーガンの居場所を示した地図を見るマギーとダンテ

「今日、君はまだ外にいるのか?僕は、この場所が凄いと改めて認識し始めた。彼ら(ヒルトップの人々)が既に行ったことは、特筆に値する。」

「地球からマギーへ、こんにちは?」

「君は、このテントにいるべきではないと言うはずなのだが… 怒鳴って… 大声を出してね。」

マギーは無言でニーガンの居場所を記した地図を見ています。

「彼は、外に出て… 生きて暮らしている。何も起こらなかったかのように… 彼は一切何もしていなかったように…」

「すまない。私は去る。」

「いいえ、ダンテ…. 待って。」

カールとリディアとソフィア

ヒルトップの建設現場の横で、カールとリディアが座って昼食を食べています。

「俺達は急ぐべきだ。人から俺達が怠けているみたいに思われたくない。」

「私達は座ったばかりよ。そして、私達はほとんどの人よりも後に昼食休憩を取っている。カール… あなたは、一生懸命働きすぎよ。全てが皆が予想しているより早く行われている。これ以上急ぐことはないわ。」

カール達の前を瓦を持って歩いていたソフィアが、瓦を落とします。「クソ!」

「待ってろ!俺が行く!」カールが走って、ソフィアの所にやってきます。

「無理するなよ。」

「そうみえた。私はこの量を、既に10回運んでいるわ。」

ふくれっ面をしているリディア。

ミショーン達の状況

険しい起伏のあるところをユージンが登っています。「頑張れ — そうだ。それで良い。」とSiddiqが手を差し出して、ユージンを引き上げようとしています。「ありがとう。」

「どっちへ行くの?」とミショーン。

「こっちだ。」とユージン。

「私は、これをもう一日はできないと思う。」と不機嫌な顔のマグナ。

「我々は近くまで来ている。我々は、日暮れまでに指定された待ち合わせの場所にたどり着くだろう。」とユージン。

「という事は、楽しんでいるのは、私だけ。」とプリンセス。

「全く」と言いながら、一同は道を歩いていきます。

ウィスパラーズのキャンプ

丘の上から馬に乗って見渡しているアローンとジーザス。

「あれが見えるか?」とアローン。

「キャンプファイアーのように見える。… 」とジーザス。

ウィスパラーズ達がキャンプをしています。

マスクをしていないメガネをかけた少年が座り、その隣にいるマスクをした男が、話しかけています。「ジョシュ、お願いだ。これを試して見るんだ、分かったか?彼らが、これを長いこと続けてうまく行っているのであれば … 良いアイディアかもしれない。ただ、試してみるんだ。」

「いやだ。僕はしたくない。もう聞いたでしょう。僕は、これをしない。これはできない。父さん、僕は誰か別の人の顔をかぶることはできない。」

「彼は正しいわ、マイク。私もこれはできない。ごめんなさい。これは度を越している。」と言って、マスクを脱ぐ女性。

「なぜ、まだこれをしないのだ?マスクを被って、その様な話をするのを止めろ。お前には、もはや名前はない。」とナイフを持ったウィスパラーズの男が言います。

「お前が我々の一員ではないのなら、お前達は我々とともに移動することはできない。これは、おわりだ。我々の関係は終わりだ。お前は、自分で選択した。」

「いえ、待って下さい。時間を下さい。お願いです!」とマスクを被った少年の父親が言います。

ウィスパラーズの男の側頭部を銃弾が貫通します。ジーザスが登場して、ウィスパラーズを倒しています。

「もう一人います。大きな男で、2つのナイフをいつも持っています。かれは、昨日出かけました。今日一日、出ています。かれは、今すぐにでも戻ってくるかもしれません。とマスクを被ったマイクと呼ばれる少年の父親が言います。

「既に彼は対処した。」とジーザス。

「あなたは誰ですか?」

「こんにちは。私はアローン。キックしている男は、ジーザス。君たちが興味あるのであれば、我々はどこから来たかについて、話したい。ここのちかくにコミュニティーのネットワークがある。実のところ、ここは丁度境界のところだ。」

「あなた達は、人から名前を失わせて、人間のスキンを被らせますか?」と眼鏡をかけた少年が聞きます。

「いいえ。我々はしない。我々は、それよりも — 」

「OK、私達は興味があります。」とジョシュの隣の女性が言います。

「分かった。しかし、第一に私は… 」

「アローン、彼らは沢山の事を経験してきた。行く途中で彼らと話をしよう。」

悲しみにくれるリックを見ていたローラとDwight

アンドレアの墓の前に立つリック。そして、跪いて、「アンドレア、おやすみ。おやすみ。」と言って、墓から離れていきます。

墓から立ち去るリックを物陰から、ローラとDwightが見ています。

「彼が辛い状態なのが、あなたには分からないの?」

「我々は皆、辛い。」

「一体全体、正気なの?私はもうやめた。あなたとのことは、もう終わった。全ては酷い、自分の思い通りにならない。あなたは、サンクチュアリーで幸せではなかった。ここでも、幸せではない。

悪いけど、あなたの前にあるものが良いことだと思えないのであれば、あなたは本当に頭がおかしいわ。」

「ローラ、お願いだ。」

「いやよ。もう止めて。」

「あなたが、常時、あなたをおかしくさせる女について寂しく思うことを止めたら、教えて。もしかしたら、私はまだ興味があるかもしれない。」

ミショーン達の状況

鉄道の停車場のような所に、ミショーン達はいます。

「彼らは、ここにいるはずだ。…」

「どうでも良いけど… 暗くなり過ぎるまでに、キャンプの準備をしましょう。」とマグナ。

「ええ — 私達は、これらの列車の中をセットできると思う。これらは、十分安全に見える。」とYumiko。

「いや。待ちなさい。ここは広い場所だ。我々は、まず第一に見回るべきだ。」とユージン。

「私はこれは好きではない。」とミショーン。

「私は戦う準備ができているわ — 刀レディー 言って頂戴。私は名前が得意でないの。」とプリンセス。

皆、警戒しながら歩いています。

「理解できない。ここが、彼らと合う場所として言われたところだ。彼らの場所から近いところだ。ステファニーは、ここで4日間待っているといった。我々は、彼らに会えるはずだ。

今日は二日目のはずだ。彼らは、ここのどこかにいるはずだ。」とユージン。

「ステファニーという人物は、ユージン、あなたを混乱させただけかもしれない。彼女は、オハイオにすらいなかったのかもしれない。」とミショーン。

「彼女はその様なことを我々にしない。長い間話をしてきた。私は彼女を分かっている。」とユージン。

「ウッ、皆。」と驚いた顔のプリンセス。

「武器を捨てて、手を上に上げろ — 今すぐにだ!」と声があり、グループのメンバーは、サーチライトに照らされました。

「彼らは、話をするためにここに来たようには見えないのは確かね。」とプリンセス。全員、驚いた表情で手を上げています。ミショーンは悔しそうです。

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感想と考察

キャンプ中に見張りをしているジーザスの背後にベータが忍び寄って、攻撃をしますが、ジーザスは間一髪、躱します。戦闘の物音で、寝ていたアローンも起きます。アローンが、銃でベータをウトウトしますが、ジーザスは自分の方でベータは対応できるので、周りに注意するように言います。ジーザスの予想通り、ウォーカーズ達もやってきています。ジーザスはベータ、アローンはウォーカーズを相手にしますが、ベータがジーザスに馬乗りになって、首の所にナイフを押し付ける危ない状態になった所で、アローンがベータを撃ちます。助けられたジーザスは、逆にアローンの背後に迫っていたウォーカーズをライフルで倒します。良いチームワークです。

ジーザスがベータのマスクをはぎます。ベータの正体は、映画やテレビコマーシャルにも出演したことのある有名なバスケットボールプレイヤーだったことが分かります。名前をアローンが言おうとした所で、息もしていなかったベータが起き上がって、「自分は名前は無い。」と言い、直後に再び倒れて息を引き取ります。ベータは、恐ろしいほどウィスパラーズの生き方に忠実だとジーザスは驚きます。ベータの生き方について、ジーザスは考えさせられると言いますが、アローンはそれほど興味がないようです。

有名なバスケットボールプレイヤーだったベータは、お金には全く不自由せず、豪勢な暮らしをしていたと思います。そして、ウォーカーズの時代になったとしても、ベータであれば、ウィスパラーズのような生き方をせずに、生き残って普通の人間として暮らすこともできたと思います。ベータにとっては、何らかの理由でウィスパラーズの生き方、ルールがとても気に入っていた、命を賭けて忠誠を誓うほどの価値があったと推測できます。ジーザスが考えさせられるというのは、納得できる話です。

マギーは、ニーガンの居場所を記した地図を見て、考え込んでいます。

カールとリディアが、遅い昼食休憩をとっている時に、目の前でタイルを運んでいたソフィアが、タイルを落としてしまいます。カールが待ってろ今行く!と言って駆けつけて、ソフィアと少し会話をします。リディアは、不機嫌な様子です。今後、カールとリディアの関係にソフィアが加わる三角関係に発展するかは、現時点では不明です。ある出来事などによって、カールとソフィアの間に何か起きる可能性はあると思います。

ミショーン達は、馬を置いて、険しい崖を登って、徒歩で待ち合わせの場所に向かっています。

ウィスパラーズの残党がキャンプしている場所を、ジーザスとアローンは見つけます。ウィスパラーズのキャンプでは、メガネをかけた少年がマスクはかぶらないと父親の説得を断ります。この少年の名前は、マイクです。後にヒルトップの新しい住人となります。186話で、ソフィアと親しい関係になる可能性を示唆するシーンがあります。

マイクに同意して、お母さん(お姉さん)もマスクを脱ぎます。ウィスパラーズの男と険悪な雰囲気になった所に、ジーザスとアローンが登場して、ウィスパラーズの残党を倒します。ウィスパラーズに加わることを拒んでいたマイクと家族は、アローンとジーザスと一緒に、ヒルトップに行くことになりました。

アンドレアの墓の前に立ち、跪くリックは、アンドレアにおやすみと言って、墓場から出て行きます。これまでリックは、アンドレアの墓の所で寝ていましたが、家に戻って寝るようになったようです。リックも少しずつですが、アンドレアとの死別から徐々に、立ち直りつつあることを表すシーンです。

墓を後にするリックを、物陰からローラとDwightが見ています。Dwightは、ローラがリックは辛い状態だと言ったことに対して、皆辛い状態だと答えています。ローラはリックの様子を好意的に捉えています。そのように受け取らないDwightに絶縁することを告げて、立ち去ります。ローラは、Dwightがセイバーズのリーダーを辞めることに反対しましたが、サンクチュアリーを去る時にDwightについてアレクサンドリアに来ました。ローラは、常にDwightの一番の理解者でした。しかし、そのローラですら、リックに同調せずに自分がアレクサンドリアのリーダーとなろうとするDwightにはついていくことができないことを明確にしています。このローラの態度と行動は、Dwightにも大きな影響を与えたと思います。ローラですら付いてこないのであれば、誰もDwightに同調することはない可能性が高いです。

ミショーン達は、ステファニーが無線で指定した待ち合わせ場所に到着しました。待ち合わせ場所は、列車の車庫の様なところです。停車した状態の列車がたくさんあります。ステファニーは、この場所に4日間滞在して、ユージン達を待つと言っていました。この日は、待ち合わせの予定の4日間の二日目なので、彼らはいるはずだとユージンは言います。グループのメンバーは、不穏な雰囲気を感じて警戒しています。ステファニーを信じているユージンとしては、納得できない展開です。

そして、グループ一同はサーチライトに照らされ、銃を突きつけた状態で囲まれ、銃を下において両手を上げるように言われます。プリンセスが、「彼らはここに話し合いに来たのでないことは確かのようだ。」と言います。離れた場所にあるコミュニティーから、話し合いをするために遠路はるばるやってきた旅の一行を、この様な形で迎えるというのは、通常、考えられません。ここから、どの様な展開になるのか、目が離せない状態です。

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173話で使われている英語のイディオム

slack off

ヒルトップで皆が働いている脇で、カールとリディアが座って昼食を食べている時に、カールは”We should hurry. I don’t want people to think we’re slacking off.”と言います。slack offは、怠ける。一生懸命働かない。仕事をサボる。と言うような意味です。

実際のところは、カールとリディアは座ったばかりで、一生懸命働いていたので昼食を取るのが遅くなっただけとリディアが言っています。

Biting off more than one can chew

ソフィアが運んでいたタイルを落としてしまい、カールが駆けつけて、”Biting off more than you can chew?”と言います。これは、非常に難しいことを無理してしようとしていることの意味のイディオムです。英語的には、”trying to do something which is too difficult for them(or him/her)”の意味です。

直接的な意味は、噛める量よりも多くかじる(かじって口に入れる)になるので、直訳でも意味は通じると思います。

言われたソフィアは、”As if. I have done this load ten times already.”(あらそう見える。私は、この分量を既に10回やっているわ。)と答えています。無理ではなく、何度もしていると言い返しています。

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