ウォーキングデッド・コミック 159話 “The Whisperer War Part 3 of 6” あらすじ・考察・感想

ウォーキングデッド コミック 159話 表紙のベータ コミック あらすじ ネタバレ
ウォーキングデッド コミック 159話 : The Whisperer War Part 3 of 6

158話は、ベータがDwightに襲いかかり、危機一髪のところでニーガンがベータ攻撃して、Dwightを助けます。ニーガンは、ベータにとって、アルファを倒した最も許しがたい仇です。ニーガン対ベータの対決となるところで幕を閉じました。

あらすじ

倒れて振り返ったベータ、「お前。お前を求めていた。」

「感激の再会だな。」とニーガン。ライフルの背で殴りかかろうとするリーガンをベータは蹴って、地面に落ちている自分の落としたナイフを掴もうと手を伸ばします。

「させるか!」と言って、背後からニーガンがライフルで殴ろうと振りかぶり、ベータの頭を殴ります。ベータはそのままニーガンのライフルを掴んで奪い取り、今度は逆にニーガンをライフルのハンドル側で殴ります。

「くそっ!」ニーガンの額が切れました。

ベータはナイフに手を伸ばします。

ウォーカーズにのしかかられているDwightが叫びます。「ニーガン!」

額から血を流すニーガン。目には力が籠もっています。

「つかめ!」とDwightがニーガンのバットを投げます。

ニーガンは嬉しそうに中を舞うバットを見て、キャッチします。その間にベータも両手にナイフを手にします。

「ウェブカムホーム、ベイビー。」とバットを持って、ニーガンが言います。

「ジャンケンをバットでやろうぜ。」と言ってバットでベータに正面から殴りかかります。ベータは両手のナイフをクロスさせてバーとの攻撃を防ぎます。

「バットがナイフをスマッシュした。」そのままの体勢でバットに力を込めて押します。ベータはナイフでバットを抑えています。

「お前は面白くない。」

「これは俺のエクスキャリバーだ!俺の光り輝く無敵の星だ!

俺の缶はほうれん草だ!

お前は、ダメなJolly Greenだ!」

と言いながらベータにキックします。

Jolly Greenについては、155話の注釈で説明を記載しております。

ベータとニーガンが戦っている横で、倒れているDwightにウォーカーズが押しかぶさってきています。「神は俺たちを助けてくれる。」と言いながら、腰の拳銃を手にとってウォーカーズの頭を撃ちます。

ミショーンはナイフを持ったウィスパラーズを倒しています。

「ジーザス、気をつけて!」

正面のウォーカーズをナイフで倒していたジーザスの背後から、ウォーカーズがジーザスの腕に噛みつきます。

「クソ!」と言って、噛み付いてきたウォーカーズを倒します。

馬に乗った兵士がウォーカーズに襲われて引き落とされています。

ローラは銃を打ちまくっています。

マグナ達は背を合わせながら、正面の敵を銃で撃っています。「皆で固まるのよ。私達はできるわ!」とマグナ。

「くだらないダンスは止めろ!」とニーガン。

「お前は、大きすぎてこんなに素早く動けない!」と言ってバットを横に振るニーガン。しかし、ベータは、素早く上半身を伏せて攻撃を躱しながら、ナイフでニーガンに切りつけます。ベータの攻撃はニーガンの上着を切っただけでした。

「分厚いコートを来ているものが勝つ!」

続けて攻撃してくるベータ。

「お前の頭には分厚いコートはない。残念なことだな。」と言って振りかぶります。ベータの攻撃を躱して、ニーガンはベータの背中をバットで殴ります。連続してバットでベータの背を殴るニーガン。

バットが縦に割れてしまいました。

「何?

何が今…

どうして?」

と割れてしまったバットを見て、動揺するニーガン。

「NOOOOO!」と空に向かって叫びます。

涙を流しながら、横のベータを見て「お前!」

ベータは、辛そうです。

「お前が彼女を壊した!」

「お前が、Lucilleを壊した!」と泣きながら言います。普段のニーガンではなく、完全に常軌を失っています。叫び声を上げながらベータに向かっています。しかし、ニーガンはウォーカーズに捕まります。「畜生。NO!」

ベータをウィスパラーズのメンバーが抱えています。「ベータは生きている。」

「彼は本当に強靭だ。」

ベータを連れてウォーカーズ達は、ニーガンから離れていきます。ニーガンは、ウォーカーズに捕まっています。「ダメだ!ダメだ!彼は俺のものだ!彼を連れて戻ってこい!」

Dwight達は攻撃を継続し、残っているウォーカーズ達を一掃しました。

「OK… OK… 俺たちはやった。」とDwight。

状況は一段落して、残っている兵士達は休息しています。ニーガンは、壊れたバットを振り上げています。

Dwightがニーガンに声をかけます。「OK… OK… もう終わった。それで十分だ!」

「彼女は死んだ。」と放心状態のニーガン。

「気持ちを持ち直せ。(正気を取り戻せ)」と真顔のDwight。

ローラが林を指さして、「彼らはどうする?」と聞きます。

林の中には沢山のウォーカーズがさまよっています。

「この距離からでは、どれがデッドか区別がつかない。奴らは、分散した… ベータは見えない。

彼らは行かせよう。我々は、再編成する必要がある。奴らを離した状態にしておけた。奴らは、かなりダメージを受けた。」

「良くやった。お前は良くやった。我々は、やったんだ。」と生き残ってしゃがんでいる男をDwightが励ましています。」

立ち上がって、「我々は、彼らが、戻らないように死体の確認をする必要がある。」

「Dwight!」とミショーンが驚いた表情で声をかけます。

Dwightとローラも驚いた表情をします。「畜生。」

凄い数のウォーカーズ達が群れをなして、残っている兵たちの方に向かってきました。それぞれの顔がアップになります。皆、怯えた顔をしています。Dwhigtやミショーンですら怯えています。ニーガンは正気に戻ったようです。(ニーガンは怯える感じではないです。)

林の中で、横たわったベータを前に、ウィスパラーズ達が話をしています。

「俺はこれ以上、進めない。」

「我々は、我々の力が回復するまで待つ。それから、ベータを安全な所に連れて行く。」

「お前は、これまで…」

「彼の顔を見たことがあるか? NO。」

「誰も見たことない。」

「誰もない。」と言いながら、ベータのマスクに手をかけて剥がそうとします。その瞬間にベータの顔を見ようとした男は、顔をナイフで貫かれました。

ベータが上半身を起こして、「誰も、俺の…を見ることはない。」と言って、再び地面に倒れました。

前方から向かってくるウォーカーズの大群を前にして、Dwightが言います。

「これから生き残るのは一つの方法しかない。」

「ご丁寧な別れを告げて、尻尾を巻いて逃げるのか?」とニーガン。(表現は、丁寧ではないです。)

「あなた、撃たれようとしているの?」とローラ。

「話は少なめにして、計画を多めにした方が良いかもしれない。あれらは、近づいてきている。」とニーガン。

「Dwight、あなたの計画は?」とミショーン。

「我々は、分かれて、編成を立て直す。この場所に留まって、我々がしたことを同じ様にすることはできない… 二度は上手くいかないだろう、そして、奴らの中にもっと多くのウィスパラーズが隠れているかもしれない。

我々は4つのグループに分かれて、我々を追いかけている群れの一部をおびきよせる。我々は、退却線の場所までの長い道を取る。」

「ジーザス、できるだけの数を倒しながら、グループを率いて東に行け。」

「ミショーン、お前のグループは西だ。」

「マグナ、グループを連れて北に行く。」

「俺のグループは、残っているのを連れて退却線の場所まで連れて行く。距離を保って、ついてくるのをできるだけ倒していく。

我々が、群れを分断できたら… 俺に考えがある。…」

カールとリディアの会話

ヒルトップの壁のところで、カールは、外を見張っています。リディアは隣に座っています。

「彼らが来るのを見張っていることは、何もならいわ。もしも、何かが…状況は凄く悪くなる。」

「その様なことを何で言うんだ。俺を怖がらせようとしているのか?」

「そうよ。あなたは恐れるべきだわ。」

「ナイフを持って森の中で暮らす多くの人間をか?

そして、マスクを被っている?それは大げさだと思う。」

「そのことが、恐れるべき理由ではないわ。」

「彼らがマスクを被っていることの理由、そして、彼らが森に住んでいることの理由をあなたは恐れるべきことなのよ。

彼らは自意識がない、存在するための事以外目的を持たない、私の母のために殺したり、死ぬことを厭わない。彼らは生活しているのではない。」

「だから、彼らは失うものがない。」

無言で聞いているカール。

「もし、彼らがあなた達が死んで欲しいと考えたら… 彼らはそのことを達成するまでやめることはない。私は、他のグループに彼らがしたことを見てきた。これは、きれいですまなくなる。」

「だが、我々ほど、強く、統率が取れていて、大きなグループはない。君は言いすぎだ。」

「でも、あなたも同じ弱さを持っているのよ。」

「あなたは、心配してくれる。(面倒見てくれる。)」と言って、リディアはカールの頬に手を当てます。手をおろして、「カール?」と言ってから、一旦、うつむきます。

顔を上げて、「これは愛ではない。あなたは良くしてくれる。あなたは、私を幸せにしてくれる。あなたが私にしてくれたこと、全てに感謝している。でも、あなたは私には若すぎる。私はあなたをその様に(愛する相手として)考えられない。… 私はあなたを愛していない。」

目を閉じて聞いているカール。目を開けて、「なぜ、その様なことを言うんだ。」

「それが真実だからよ。」

「違う。

もしも、君が恐れているような事、とても悪いことが起こったとしても、俺が寂しく思わないように、君はこのことを急に言いだした。

そうはならない。君も分かるようになる。」

「私は嘘はついていない。自分に嘘をつくのは止めなさい。

私達は、まだ、一緒に時間を過ごすことができるわ。しかし、それが何かだと思って欲しくないだけよ。ごめんなさい。」と言って、リディアは塀のハシゴを降りていきます。

ビンセント

ビンセントが道を歩いています。熱くて、歩くのが苦しそうです。

ビンセントは、サンクチュアリーに馬に乗っていき、援軍を求めた所、拒否された上に、乗ってきた馬を取り上げられました。(158話)サンクチュアリーからアレクサンドリアに向かって、歩いて帰っているところです。

武器製造現場でのユージン

「違う。肩を一度に2つおくんだ。この様にして。」

「いいぞ。」

「その方法に慣れてくれば、君のアウトプット(生産)を倍にすることができる。」

それらのマガジンにどの様にロードしているか、見せてくれ。」

アローンとマギー

「アローン?

あなたは、まだベッドで休んでいると思ったわ?」

「技術的には、後数日はその通りだ。(後数日は安静にしているべきだ。)しかし、私のステッチ(傷口を塞いでいる糸)は留まっている。私は回復してきている。気分も良くなってきている。」

「マギー、何が起きているか知っている。ベッドの上でぬくぬくとすごしてなどいられない。分かるだろう。」

「ドクター カーソンには、言わないでくれ。」

「これは私達の小さな秘密にしておくわ。ただし、無理は禁物よ。」

アンドレアとリック

テーブルに広げた地図を見ているリック。

「あなたは夕食は、まだなの?」

「まだだ。壁のところからは、何も見えないか?」

「アンが私の代わりに見張っているわ。全てクリアよ。何をしているの?」

「これらの地図を見渡しているだけだ… ウィスパラーズと群れに対抗する有利となる場所がないか探している。少しでも役に立てないかと試みている。」

「あなたは、Dwightが馬でここに帰ってきて、「全て終わった」と言ったら、あなたは自分が本当にバカだと思うことになるわよ。」

「そうなりたいものだ。」

Taraとジョン

馬に乗ろうとしているTara。

「Tara、一体何をしようとしているんだ?」とジョンが声をかけます。

「シェリーが、ビンセントがアレクサンドに戻る前に、馬をビンセントに確実に返すように、私に乗っていって欲しいのよ。

彼女は、リックが私達に敵意を持つことを心配している。」

「それを俺たちは望んでいたんじゃないか?シェリーがそうしようとしていたことだろう、今になって弱気になったのか?」

「彼女は、単にうまく立ち回ろうとしているのよ。ジョン、いつか、あなたもそのようにするべきよ。」

ダンテとブリアナ

ダンテが歩いているブリアナに声をかけます。

「マギーを見たか?」

「彼女がどんな姿をしているか私が知っているか?

私が彼女をこれまで見たことをあるか?

そういう様なことを聞いているの?」

「どういう意味か分かっているだろう。」

「分かってる。この辺をうろついているを止めて、あなたが言いたいことをマギーに言うべきかもね。」

ソフィア

ソフィアは、見張っているカールを見上げて見ています。背後から少年が声をかけます。「ソフィア、夕食の時間だ。来るかい?」

「ええ、後についていくわ。」と言いながら、カールを見続けています。

ザッカリーとウィリアム

キングダムでは、ザッカリーがテーブルの前に座って、食事を食べています。誰かが、背後のドアを開けて、椅子を引き倒します。椅子に座った状態で後ろに倒れた状態のザッカリーの首に、ウイリアムがナイフをあてます。

「ウイリアム、お願いだ。殺さないでくれ。」

「私の目を見ろ。お前は今、後少しで死ぬところだと分かるな。」

「分かるな。良いだろう。」

「ザッカリー、はっきりと明確にしておきたいことがある。私は何もせずにウロウロして、何かにしがみついているわけではない。

我々のベストの兵士達を送った理由は、私がバカだから、リックを守るためにしたのではない。

私は彼らを送ったのは、リックのグループが直面していることによるためだ。もしも彼らが敗れたら、次はこちらに来る。」

「私はキングダムを愛している…そして、人々の安全を守るためであれば何でもする。

君を殺すことを含めてだ。」

「O−−OK。」

「私を二度と脅すな。」

後をついていくウォーカーズの群れとウィスパラーズ

Dwight達の後をつけるウォーカーズの群れの中で、ウィスパラーズが話をしています。

「くそ。」

「何だ?」

「分からないのか?後ろを見ろ。」

「くそ、彼らは全て行ってしまった… 奴らは俺たちを分断した。」

「今から、どうする?」

「計画通りだ。デッドをカバー(隠れ蓑と防御)に使って、できる時が来たら、攻撃する。

おれは、この群れの端に行って、残りがどうなってくるか見てくる。」

ウィスパラーズの男が群れの中から少しずつ横にずれていって端に行きます。そこで、その男の頭にボウガンの矢が当たります。倒れた男を置いて、群れは前に進んでいきます。群れが過ぎ去って、離れたところで、Dwightが引っ張って、木の陰に連れて行きます。

「急げ!」

「林の中に彼を入れるのを手伝ってくれ。」

ウィスパラーズの男に刺さっていた矢をDwightは抜いて、ボウガンに戻します。

「俺は、このことを後悔することは分かっている。」「我々のチームの残りが遠くに行ってしまう前に、我々は、素早く行動しなければならない。」

Dwightは、ウィスパラーズの男のマスクを緩めて、外して手に取ります。

「破け始めているな。」と言って、マスクを被ります。

ウィスパラーズのマスクを被ったDwightが、「When in Rome」と言って、159話は終わります。

本記事の後半に”when in Rome“の説明を付記しています。

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感想と考察

158話は、ベータが襲いかかって絶体絶命の窮地に追い込まれたDwightをニーガンが助けるところで終わりました。アルファの仇のニーガンとベータの対決が必至の状態です。6話で綴られるウィスパラーズとの戦争のストーリーも、パート3となり、中盤に突入しました。159話は、もったいぶらず、いきなりニーガン対ベータで始まります。

ニーガンはライフルを持っていますが、弾切れのようです。ライフルを反対に持って、ベータに殴りかかっていきます。しかし、ベータはライフルを奪い、逆にニーガンを殴りつけます。ニーガンの額が切れました。

ベータは、ナイフを素早く掴みに行きます。ベータがナイフを持つと脅威です。ニーガンを横で見ていた、Dwightはニーガンのバットをニーガンに投げます。バットはかつてのニーガンの統治の象徴です。Dwightにとっては苦い思い出が籠もっています。

Dwightがニーガンにバットを返したことは、特別な状況であったとして、また一瞬だけだったとしても、二人の間の溝が埋まったことを象徴しています。

ニーガンにとって、彼のバットは単なる武器ではなく、とても思い入れのある重要な存在です。バットを受け取ったニーガンは、本当に嬉しそうです。戦いながらも、言葉が弾んでいます。(笑)

ウォーカーズに押し倒されて襲われているDwightは、「神が俺たちを助けてくれる。」(“God help us all.”)と言いながら、反撃します。158話でガブリエル神父は、「主よ私をお助け下さい。」と言いながら、役目を放り出して逃げ出し、悲惨な結末となってしまったのと対象的なところがあります。

アレクサンドリア陣営のメンバーが攻勢になっている展開となります。ニーガンは、ベータの攻撃を躱して、背中に一撃を加えます。動きの止まったベータに、何度もバットで叩きます。すると、バットが縦に割れてしまいました。

ニーガンは放心状態となり、涙を流しながら、叫びます。ニーガンにとって、バットが本当に特別な存在であったことを物語っています。ニーガンはウォーカーズに捕まってしまいます。ウィスパラーズのメンバーは、ベータの肩を抱えて退却します。ウォーカーズに捕まってしまっているニーガンは追うことができません。

アレクサンドリア連盟部隊は、残っているウォーカーズを一層します。事態は一旦収束し、Dwightは終わったと宣言します。

ニーガンは放心状態です。林の中にはウォーカーズが多数見えますが、ウィスパラーズとの区別がつかないため、そのままで良いとDwightは言い、一旦、収束したと言う雰囲気になります。しかし、巨大なウォーカーズの群れが、再び向かってくるのを見て、その場のメンバーは凍りつきます。

林の中では、倒れたベータ傍でウィスパラーズのメンバーズが話をして、ベータの素顔を見たことが無いという話題になります。話の雰囲気から、皆、ベータの素顔を見たがっている(いた)ことが伺われます。片方の男が、ベータのマスクに手をかけて外そうとすると、意識を失っていたはずのベータが起き上がって、刺殺します。そして、直ぐに再び倒れて意識を失います。

恐るべきベータの執念だと思います。ウィスパラーズは、キャンプの中、仲間内では素顔を晒している人も少なくないです。アルファもそうです。しかし、ベータは、マスクを外していません。本当に素顔を見られたくないのだと思います。

Dwight達は、ホッとしたのもつかの間で、迫り来るウォーカーズの大群を前に動揺しています。Dwightが退却するようなことを匂わせる発言をした時、ニーガンが辛辣な言葉を浴びせます。しかし、その後、直ぐに、話し合いよりも、計画が重要だと言います。放心状態からニーガンは戻って、冷静なコメントをしています。

ニーガンの言動から、彼が的確な状況分析、優れた判断力を備えた有能な指導しゃであることが、随所に垣間見られます。

ニーガンに続いて、ミショーンも、Dwightにこれからの計画を質問します。

Dwightは、部隊を4つのグループに分けて、4方向に分かれて、追跡するウォーカーズの群れを分散させる戦術を説明します。Dwightには、群れを分裂させた後の計画もあるようです。彼のアイディアについては、後で種明かしがされます。短時間で的確な計画を立案して、チームに指令するDwightは、戦闘における優れたリーダーであることを改めて証明しています。

場面はヒルトップに移ります。カールとリディアが、壁の見張り場のところで話をしています。話の流れから、リディアはカールを愛していないと言います。カールは、リディアが自分に何かあったりした時のことを考えて、カールに負担を与えないようにするために言ったと解釈しています。本当のリディアの気持ちがどうなのか、カールの考え通りなのかは、現時点では分かりません。リディアは、カールが自分を想ってくれる気持ちが、彼の弱さだと考えているようです。

ユージンは、無線でステファニーと話すことに没頭していましたが、ウィスパラーズと戦う上で多くの武器が必要となると予測して、武器の製造量を増やすための取り組みに取り掛かりました。ユージンの行動は、ウィスパラーズとの戦争が簡単に終わらず、さらに熾烈な戦いであると彼が予測していることを表しています。

アローンとマギー、アンドレアとリックの会話では、不透明な状況ながら、マギーやアンドレアは、Dwight達が打ち勝つという楽観的な予想をしている雰囲気が伝わってきます。リックとアローンは、状況が更に深刻で熾烈を極めることに気持ちを備えている感じです。

ビンセントにリックからの援軍要請を拒絶することを明確にしたセイバーズ達ですが、ビンセントの馬を奪ったことは、アレクサンドリアに敵対する行為と思われるとシェリーが懸念して、Taraに馬をビンセントに返させることにしています。セイバーズがう女動きを見せています。

ダンテとブリアナの会話から、ブリアナはダンテにマギーへの想いを明確に伝えるように暗に伝えています。ダンテは考え込んでいるような雰囲気です。(ンテは、結構、シンプルに行動するタイプだと思いますが、意外と第3者からストレートに言われると戸惑うのかもしれません。

ソフィアはカールを見ていることは、彼女の気持ちを間接的に表している様に思います。この伏線が今後どの様に展開するのかは、とても興味があります。特に今回のリディアの発言は、3人の間に波紋を与える可能性もあります。一方で、カールは強い意志、考えの持ち主なので、それほど簡単に心変わりするようなことはないと思います。

キングダムにおけるウィリアムとザッカリーの意見衝突に関しては、ウィリアムが態度を明確にしめしました。これで、当面のキングダムの方向性は、ウィリアムになにか起きない限りは、明確で安定していると思います。

セイバーズ、キングダムそれぞれのコミュニティーの方向性の対比が上手に描かれていると思います。

ウォーカーズの群れは、Dwightの計画通り、分裂しました。ウォーカーズに紛れているウィスパーズのメンバーは、群れが分断されたことに気づいて、状況を確認するために群れの脇に動きます。そして、その動きを読んでいたDwightによって、倒されます。

Dwightの計画は、ウィスパラーズのマスクを奪って、ウィスパラーズと同じ様にすることのようです。最後の”when in Rome”は、的を得た発言です。マスクを被って、Dwightが何をするのかは、注目のポイントです。

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英語のウォーキングデッド コミック 159話

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Kindle版は、1話単位で購入可能です。価格も比較的廉価です。

ストーリーを楽しみながら、英語に馴染む素材としたり、英語の勉強を兼ねて読むのも一つの選択肢です。その様な楽しみ方のサポートをできればと考えて、本サイトでも1話ごとのあらすじと感想、考察の記事を投稿しています。

英語版のペーパーバック、またはKindle版を入手して、本サイトの記事をコンパニオンとしてご利用頂ければ、幸いです。

158話で使われている英語のイディオムと用語解説

Excalibur(エクスキャリバー)

エクスキャリバーは、アーサー王の持つ伝説の剣です。魔法のや正当な統治権などを含む意味でも使われたりします。

Excalibur – Wikipedia

lay (one’s) eyes on (something)

通りかかったブリアナに、ダンテがマギーを見たか?と聞いた時に、ブリアナが”Have I laid eyes on her before? That what you mean?”と答えます。

lay (one’s) eyes on (something)は、「何かを知ったり見たりすること。特に最初の場合。」と言う意味を持つイディオムです。

when in Rome

When in Rome, do as the Romans do、または when in Rome, do as the Pope does は、4世紀に巨大な影響力を持ったミラノのAmbrose司祭が行った言葉が語源のイディオムです。住む地域、訪問する地域の慣習に従うことを勧めた言葉です。近年では、短縮して、”when in Rome”で使われることが多いです。

Dwightは、ウィスパラーズ達の慣習に従うという意味で使っています。

日本の諺では、「郷に入っては郷に従え」が該当します。

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