ウォーキングデッド・コミック 188話 “Falling Into Place” あらすじネタバレ・考察・感想

ウォーキングデッド コミック 188話 Falling Into Place 表紙 コミック あらすじ ネタバレ

188話の表紙は、廃墟の街中の道路の真ん中で行く手を塞ぐように槍を持って立つプリンセス、彼女を見るアローン、ジーザス、Siddiqとマギー。タイトルは、”Falling Into Place”です。

最近のコミックの表紙は、その中で展開される出来事とは若干異なる状況が描かれることが多いです。表紙の右はマギーに見えますが、今回、コモンウェルスの状況を見に行くメンバーには、マギーは含まれません。ダンテとカールが含まれているのですが、彼ら二人は描かれていません。実際にどの様な展開となるかは、以下のあらすじの中で紹介致します。

ネタバレ

コモンウェルスのロッカールームで、Mercerがガード達に指導者を入れ替える決起を呼びかけた時、ランスがガードを連れて入ってきたところからの続きです。

「俺が事を片付けた時、彼女は大いに失望するだろう。」とMercerは両手に武器を持って言います。

「Mercer、周りを見てみろ。君は、既に終わっているよ。」とランス。

「それはどうかな。ジョージ。」とMercerがジョージを見て声をかけます。

「ウッ。」とジョージが精彩のない表情で言葉をつまらせます。

「ジョージ?!」と驚いた顔のMercer。ジョージとジョージの前にいるガードの男は顔をそむけます。

「面白い戦いを見ることができると言いたいところだが、

そうだ。ここで、降参することが賢明な選択だ。古い友よ。」とランス。

ヒルトップでのマギーとブリアナの会話

ヒルトップの芝生の上に敷いたシートにマギーとブリアナが座って、蝶を追いかけているハーシェルを見ています。

「私はただ心配なのよ。そのことを払拭することができない。」とマギー。

「もし、あなたがそれほど心配するなら、なぜ彼らと一緒に行かなかったの?」とブリアナ。

「私は、この小さい男を残して長い期間行くことはできなかった。それに、まだ沢山やらなければいけないことがある。」

「あら、あなたは私にはこの小さい怪物さんは手に負えないと思っているの?」

「違うわ。ブリアナ、あなたでは、できない(手に負えない)なんて思っていないわ。それほど長い期間、ハーシェルから離れていたくないだけ。彼らは、一ヶ月出たままになるかもしれない。」

「その通りよ。それなら、椅子の端っこの角に座っているのではなく、ゆったりとした気持ちで、彼らが与えられた使命を遂行することができることを信じなさい。彼女が彼女の部下(仲間)を信用できなければ、(シェイクスピアのセリフ)王冠は重いのよ。

「私は、コモンウェルスからきたあの微笑みを浮かべる女を信用していない。あのような人間を私は信用しない。ふぅ… 彼らに様子を見に行かせたのは単に時間の無駄だった?私達の人々を全て集めて、今からすぐに軍隊行進するべきかしら?」

「私には分からない… でも、もし、あなたがその様に感じるのであれば、そうすべき… それなら、あなたはすべきよ。」とブリアナが答えます。

マギーは無言で前を直視して、しばし考え込んでいる様子です。マギーの視線の先には、あどけない表情で蝶を手で捕まえようとしているハーシェルがいます。

コモンウェルス偵察部隊

馬に乗って廃墟の街を、Siddiq、ジーザス、カール、アローン、ダンテが馬に乗って進んでいます。

「あれは、俺が思っていることかな?」とSiddiqが隣のジーザスに聞きます。「そうだと思う。」

彼らの前方には道を塞ぐようにプリンセスが仁王立ちしています。

「プリンセス?!ここで一体何をしているんだ?!」とSiddiqが声をかけます。

プリンセスは逃げ出します。

「一体何だ– ?!」と驚いて言うSiddiq。

「彼女を追う!」とジーザスが言います。

全員、馬に乗って駆け出します。

ジーザスが驚いた表情で、馬の手綱を締めて止めます。道の横から多数のウォーカーズ群れが現れます。馬は驚いて前足を大きく上げてしまい、ジーザスが落馬します。地面に落ちたジーザスにウォーカーズが迫ります。「クソ!クソ!」とジーザスが這いつくばりながら前に進んで逃げて、足で近寄るウォーカーズを蹴って抵抗します。

アローン、ダンテ、Siddiq、カールが馬に乗ってジーザスの所に向かいます。

「クソ!どうする?!」とSiddiq。

馬から降りて剣を持つアローン。横を馬に乗ったカールが、「これは俺に任せてくれ!」と言って馬でジーザスに殺到するウォーカーズの群れに突っ込みます。

カールと馬は多数のウォーカーズに囲まれてしまいます。カールは驚いた表情で、「おお神様!おお神様!」と言います。「カール!ジャンプしろ!」とジーザスが声をかけます。

馬の上からカールはジャンプします。ウォーカーズは馬に殺到します。カールはジャンプしてジーザスに衝突します。「おっと!」

ジーザスとカールにウォーカーズが迫ります。「自分自身を守れ — 行け!」とカールを支えながら前に進んでジーザスが言います。

二人の脇でアローンが剣でウォーカーズ達を倒していきます。「地獄のようだ!」「俺達は一緒に脱出する。そうでなければ、全員だめだ!」、とアローン。

「その通りだ。」とジーザス。馬に乗って傍にいるSiddiqとダンテに、ジーザスが「先に行ってくれ — 我々は後から追いつく。」と言います。

「クライスト– 多すぎる。」とカール。

アローンが馬に乗り、ジーザスがカールが馬に乗るのを手伝っています。ウォーカーズの群れが迫ってきます。「いそげ — そうでないと — 」とアローン。「おぉ、クソ!」とカール。

その時、迫ってきていた5人のウォーカーズの頭が一気に削り取られます。そして、後ろからプリンセスが現れます。「私達は、彼らに地上を支配させることはさせない。」

「私は、隠れる場所を見つけた(隠れ家があるわ) — 私に付いて来て!」(プリンセスはゴーグルは額に付けたままです。ゴーグルを下ろしていません。)

馬に乗ったアローンが「どこに行く?」とプリンセスに聞きます。「私は、隠れ家がある — でも、馬は入れない!」とプリンセス。

「先に馬に乗って行ってくれ。そして、待つのに良い場所を見つけてくれ — 我々は後から追いつく。行くんだ!」とジーザスがアローンに言います。

「馬に乗って、デッド達を連れ出していくあの事をやって頂戴。やり方は分かっているでしょう — あれは凄いわ!」とプリンセス。

Siddiq、ダンテ、アローンは馬で別方向に行きます。

建物のドアを開けてプリンセスが、「彼らに見られないように、急いで!」と言います。ジーザスが先に入り、カールが続きます。カールは後ろを振り向きます。

Mercerとパメラの会話

牢の中で座っているMercer。うつむいています。

「私は本当にあなたに失望した。」とパメラが声をかけます。

「あなたのために私達がしてきたこと、あなたを受け入れて、力のある立場に置いてあげた後で、あなたが私達に反旗を翻すなんて信じられないことだわ。Mercer、私達はあなたを信じてた。あなたの忠誠心はどこにいったの?」

「あんたは、忠誠と言ったのか?」

「あんたの忠誠についての考えというのはどこからきているんだ?俺は、見せかけのあんたのお飾りの男でしかなかった。俺は、(セバスチャンの面倒をみる)ベビーシッターだった。ショーファーだった。俺は、あんたの御者で猟犬係だった。」

「あんたは、俺が思い出すことができない程、何度も俺を危険な状態にさらした。そして、あんたはおれがあんたのために死にかけたことなど全く気にとめなかった。」

「あんたは指導者ではない。あんたは、なりたがり屋の女王だ。そして、あんたが頭にクソが詰まったあんたの息子を、あんたの代わりにしようとする時まで待っていることはない。」

驚いた表情をするパメラ。しばし無言です。

「そう… あなたは、ふさわしい場所に今いるようね。」

ユージンとステファニー

台車の上に仰向けになり、動力車の下に入っていたユージンが電車の下から半分体を出して、「どうしたんだい?クレセントレンチを見つけることができなかった?」とステファニーに聞きます。

クレセントレンチ(モンキーレンチ)は、調節可能なスパナーです。

「いいえ。それよりももっと悪いことよ。」とステファニー。

ガードがユージンとステファニーの所にやってきます。

「コモンウェルスにおける状況が変わってきている。我々は、戻るように指令を受けた。このプログラムは、閉鎖される。」とガードが言います。

「閉鎖(シャットダウン)?シャットダウン(閉鎖)するとはどう言う意味だ?このプロジェクトは重要だ。君達は、我々が作業(仕事)を続けることを許可しないと言っているのか?」

「分からない。私は、あんた達を逮捕する、または、何かするように命令はまだ受けていない。俺が知っていることは、Mercerが牢にいることだけだ。そして、緊張が高まっている。そのため、ガバナーミルトンは、全員が街内に戻って集まることを求めている。

そのため、あなたがここでしていることがなんであっても、優先度の高いものではなくなった。我々は、ここであなたをガード(守る)ために留まることはできない。我々は行かなければならない。

私が言いたい意味は、もしも、それがあなたに重要であるのなら、あなたは留まることができる。しかし、あなたはここで誰も守ってくれる人はいなくなるということだ。」とガードが言います。

無言のユージン。「あなたは、このことを考えていないわよね… そうでしょ?」とステファニー。

ミショーンのオフィスでのリックとの会話

ミショーンのオフィスにリックが入ってきます。

「あら、ノックもなしにいきなり入ってきてどうしたの?」

「これは真剣なことだ。」

「何が起こったの?どれほど重大なわけ?」

「パメラは、Mercerを牢に投げ込んだ。」

「おぉ、神様… 」

「おぉ、神様、は正しい。」と険しい表情で言うリック。

「いいえ、あなたは理解していないわ。人々は既に、暴動を起こす寸前よ。彼らは、ガード(守備隊・軍隊)を信用していない。しかし、彼らはMercerを好きだった。そして、今、ガード達は、Mercerを裏切った — これは、本当に、非常に悪いことよ。」

「エローディーは、人々は既に、ガバナーを支持する人々とそうでない人々と、どちらかの側に付き始めていると言っていた。」

「私達は、コモンウェルス内の本格的な内戦に突入する境界線上にいるかもしれない。」

「だめだ、だめだ、だめだ (No, No, No)。我々は、これを止めなければならない。これは、Dwightが望んでいたことだ。彼が取り組んでいた方向に向かっている。私がしたこと… 渡したのは、これを止めることだ。」

「もし、それが起こってしまったら… 私は何をしたんだ?」と言って頭を抑えるリック。

「Dwightは、人々をかき回していた。でも、ガバナーミルトンと彼女の人々に対する彼らの憎しみは、… 何年感も燻っていた。

Dwightは、ただそれを奨励していただけだわ — 既に火が燃えていたところに薪をくべただけよ。

私は、あなたと同様にこの事を避けたいわ。」

「いや違う。我々は、触媒(助長する要因)だ。我々が来た — 物事がより悪化している。恨みや怒りが燻っていたかもしれないが、我々が現れたことで、物事が助長することになった。

我々が現れる前には、代替え(代わりとなるもの)はなかった。その事が原因だ。それが、物事を加速させることになっている。

私は、我々がコモンウェルスを分裂させるようなことはできない。しかし、Dwight無しで… どうやってこれほど早く起きるんだ?誰がそのようなことをできるのだ… 待て。」

「ローラはどこにいる?」

ガードのロッカールームにて

ロッカールームでガード達が着替えをしています。

「しかし、Mercerが(逮捕されてしまうなんて)、俺は信じることができない。」と一人のガードが言います。「そうだよな。」と同意するもう一人のガード。

手前にジョージが着替えています。Rufusがジョージに声をかけます。「なあ、ジョージ。俺には本当の事を話してくれ。俺たちは、単に好機が訪れるのを待っているのだろう?俺たちは、Mercerを出して、そして、この馬鹿げたことを俺たちが運営するようにするんだろ。」

「お前は口をつぐんでいたほうが良い。」とジョージは、Rufusを制して、歩き出します。傍のガードがジョージに声をかけます。「一体何についての事ですか?」

「なんでもない。また、明日、会おう。」とジョージ。

ジョージが建物の外に出ると、人が立っています。「あんたは、一体誰だ?」

「私は、Mercerの友達よ。あなたは、Mercerの友達かしら?」とローラが聞きます。

プリンセス、ジーザス、カールの会話

「彼らは、薄くなってきている。1時間以内にクリアになるだろう。」外にいるウォーカーズ達の状態を、窓のブラインドの隙間からカールが見て言います。

「アローンと他の者達が、彼らを引き離すように導いているに違いない。これは良い兆候だ。ただのちょっとした迂回だ。」とジーザス。

「それで、君はどうするんだ?コモンウェルスで何が起こっているんだ?君はなぜここにいる?」とジーザスがプリンセスに質問します。

「あそこの状況は、酷くなってきている。内部での争いが沢山発生している。だから、私は出ていったの。」とプリンセス。

「どう言う意味?みんな大丈夫 — 人々は傷ついているのか?どうして、単に立ち去ることができるんだ?」とカールが驚いた顔で聞きます。

「どうしたら、私が、留まることができるの?

私が学んだことの一つは、人は危険であるということ — (ウォーカーが発生する)前からですらそうだった。私があなた達の仲間に出会った時、私は長い間一人でいた。

全く、私は絶望していた… でも、コモンウェルスにいて… そのことを思い出させた。人と私… 私達は一緒にいることができない。私は、一人ぼっちの方がより良くいくのよ。」と俯いてプリンセスは言います。

「違う。あんたはそうではない。誰もそうではない。あんたは、タフで孤独な人間だと思っているのか?それはクールな考えだ。本当に。しかし、それは、全くバカげたことだ。(ブルシットだ。)

それなら、なぜ、あんたは俺達を助けたんだ?あんたは戻ってくる必要は無かった。あんたは、俺達のために、自分の命を危険に晒してくれた。それは、あんたが密かに、孤独でいたくない事を物語っている。

人はあんたにとって良いものだ… そして、あんたは人々にとって良い存在だ。」とカールが言います。ジーザスは、優しげで微笑ましい表情をしています。

カールの言葉で、プリンセスの表情も和らいでいます。目を閉じたままで、「あなたは、ののしらなくて良いわ。」とプリンセス。

「外にいる彼らは、既にとても薄くなっている。– 行こう。そうすれば、俺達はアローンと他の仲間に追いつくことができる。」「あんたも、俺達と一緒に来るか?」とカール。

閉じていた目を開けて、「分かったわ。ええ、行くわ。」

ウォーカーズの群れを誘導したアローン達

ウォーカーズの群れが道路の幅いっぱいにぎっしり詰まった状態で前方に進んでいきます。群れの後ろから馬に乗ったアローン、Siddiq、ダンテが様子を見ています。

「あれだけ大きな群れを扱うのはずいぶん久しぶりだった。本当に血が遡る感じだ。」とダンテ。

「そうだね — あれほどだともう十分だ。我々が行く道に戻って、ジーザスとカールに落ち合おう。」とアローン。

プリンセス、ジーザス、カールが外に出ています。プリンセスは、残っているウォーカーズを槍で倒しています。

「私は以前、かつて生きていた誰かを野蛮な感じで殺す事をせずに丸一日を過ごすことを望んでいたわ。最終的には、私は自由の日を得ることができた。そして、私が望むことは丸一週間になった。そして、今は、完全な一ヶ月を殺さずにすごすことを目標にしている。

私は単に欲張りだと思ってるわ。」

「俺は丸一ヶ月過ごしたことがある。実際には一年だ。俺は、これから先の人生の残り全てがそうなって、殺すローマー(ウォーカー)がいなくなってくれることを望んでいる。」

「しかし、今は、ちょっと戻って休憩だ。」とカールがプリンセスに言います。

プリンセスは無言で同意した表情をします。カール、ジーザスが残っているウォーカーズをナイフで倒しています。

3人の所に馬に乗ったアローン、ダンテ、Siddiqがやってきます。

「君達は、我々には何も残してくれなかったね。」とアローン。

「君は君の持ち分があったと分かったからね。」とジーザス。

「ここに乗ってくれ。美しい人。」とアローンは言ってジーザスが馬に乗る手伝いをします。

「急いで — ロスした時間を取り返すようにしよう。」とダンテ。ダンテの後ろには、カールが乗っています。プリンセスは、Siddiqの後ろです。

「君達は、群れをコモンウェルスから離す方に導いたんだね?」とジーザスが聞きます。

「色々したよ。しかし、そうだ。我々が最初にコモンウェルスの連中(ランス達)に会った破棄された線路の方に向かわせることができたのが最良だった。それで、十分に遠くに行かせることできるだろう。」とSiddiq。

場面は変わって、電車の機関部を調べて作業を行っているユージンとステファニー。背後にウォーカーズの群れが迫ってきています。

感想と考察

187話の終わりに、ロッカールームでMercerが、ガード達にコモンウェルスの指導者を入れ替える決起を呼びかけた直後、ランスがガードを連れて乗り込んできました。Mercerは、武器を手にして抵抗する構えを見せますが、彼の部下たちのガードはMercerに同調しません。以前、ガードの皆はMercerが決意するのを待っていると言ったジョージですら、Mercerに協力しようとはしません。Mercerはジョージの反応を見て驚いています。ガード達は、コモンウェルスの現指導者層に対する不満が鬱積していることがこれまで何度も描かれてきました。また、Mercerはガードのリーダーとして慕われています。その場にいるガードが誰一人として、Mercerに協力しようとしないのは、不可思議です。何か理由があるはずなのですが、それは今後、明らかになるかもしれません。

また、Mercerが決起を呼びかけたタイミングで、ランスがガードを連れて入ってきたことは、Mercerが反旗を翻すことを事前に察知していたことを示しています。187話の考察にも書いておりますが、Mercerが現政権の指導者を入れ替えたいと強く考えていることを知っているのは、リックとミショーンです。これまでの話の流れから考えると、ミショーンがパメラにMercerのことを伝えた可能性が高いです。本件についても、今後、明らかになるかもしれません。

ヒルトップでは、外でハーシェルを遊んでいるのを見ながらマギーとブリアナが話をしています。マギーは、コモンウェルスに行ったリック達の状況を本当に心配しているとブリアナに言います。そして、武装した人を連れてコモンウェルスに行くべきかもしれないとまで考えていることを明かします。マギーが、状況を調べに行ったジーザス達の帰りを待つのか、待たずに兵を連れてコモンウェルスに行くのかのどちらを判断するのかも、今後の注目点となりました。

コモンウェルスに向かっているジーザス達の一行は、途中でプリンセスに出会います。Siddiqがプリンセスに声をかけるとプリンセスは逃げ出します。プリンセスを追いかける一行は、途中で多数のウォーカーズの群れに出くわしてしまい、ジーザスが落馬してしまいます。殺到するウォーカーズからジーザスを救出しようとして、カールが馬で突っ込みますが、逆にウォーカーズに囲まれて危機に陥ります。カールは馬から飛び降りてジーザスと二人で走って逃げます。ジーザスとカールが、馬を失って、逃げ場のない状況に陥りそうになった時、プリンセスが現れます。

プリンセスは隠れる場所を知っているので、二人についてくるように言います。そして、アローンにウォーカーズの群れを引き離す誘導をするように言います。プリンセスに連れられて隠れ家の建物の中にジーザスとカールは入ります。

牢に入れられているMercerのところにパメラが訪問します。パメラはMercerに高待遇を提供し、信用していたのに裏切った忠誠心はないのかと批判します。Mercerは、逆にこれまでのパメラの態度ややり方などについて辛辣な言葉を返します。パメラに謝ったり、弁解するのではなく、厳しい批判を述べたことから、Mercerの決意は固いことが分かります。

列車の動力車を調べているユージンの所にガード達がやってきました。コモンウェルス内の状況が悪化しているため呼び戻された。このプログラムは閉鎖となったと、ガードはユージンに言います。ユージンは、このプロジェクトは重要なこと、ユージン達が作業をすることを認めないのかと聞き返します。

ガードは、具体的な命令は受けていないが、Mercerが牢に入れらたこと、そして、コモンウェルス内での緊張が高まっている。そのため、ガバナーミルトンは全員、街に戻って再編成することを求めている。ユージンのプロジェクトは、優先順位は高くないため、ガードは戻る必要がある。重要だと思うのであれば、警備がいないことを分かった上で、残って作業ををすることは構わないと答えます。

リックは、ミショーンの事務所を訪問し、Mercerが逮捕されたことを告げます。ミショーンは驚きますが、人々は既に反乱を起こそうとしていることを、エローディーから聞いてたこと。Mercerは、人々から好かれているので、彼が逮捕されたことは、悪化に拍車をかけることになる。本格的な内戦が勃発する直前かもしれないと言います。

リックは、反乱が起きるのを止めなければいけない。反乱が起きてしまったら、自分がした事、Dwightを撃って彼の行動を止めたことが無になってしまうと苦しげに言います。ミショーンは、元々、住民達の間にはガバナーミルトンと指導者達に対する不満が鬱積していて燻っていた。Dwightは、人々の蓄積した不満に薪をくべようとしていただけだと述べます。

リックは、自分たちが来たことが状況を悪化させる原因となっている。それまでは、代わりは無かったのが、リックたちの登場によって、代わりができてしまったことが、反乱を助長することになっている。自分達が原因で、コモンウェルスが分裂、分解してしまうことはできないと言います。

そして、なぜこんなに早く悪化が進行してしまっているのだと言って、ローラの存在に気付きます。

ロッカールームでは、ガード達がMercerが逮捕されたことについて信じられないと話をしています。Rufusは、ジョージに本当のところは、機会を待っているだけだろう。Mercerを救い出して、支配(運営)するんだろうと聞きますが、ジョージは黙るように言って、ロッカールームを出て行きます。ジョージが、建物から出るとローラが立って待っています。二人のやり取りから、ジョージはこの時、初めてローラに会ったことが分かります。

本話は、釈然としない部分が散見されます。一つは、ランスがロッカールームに入ってきた時、Mercerが最初抵抗する態度を取ったにも関わらず、ジョージを含めてガードは誰もMercerに同調しなかったことです。

ガードから人望があるMercerをランスが逮捕しようとした場合、ガード達がMercerを守ろうとする可能性は十分にあったはずです。ガード達がMercerと一緒に抵抗した場合、逆にランスの身が危なくなります。しかし、実際にはガードが同調せず、そのことにMercerは驚き、ランスは驚いていないことから、ランスはガード達がMercerに同調しないことを事前に分かっていた可能性が高いです。

ローラは、Mercerと事前に話をしていますが、ジョージとは初対面であることから、ローラの企みにジョージは事前に加わっていないことになります。Mercerがジョージと事前に示し合わせていたのであれば、Mercerは抵抗などせず最初からおとなしく逮捕されたはずです。Mercerは、ジョージまでが抵抗しないことに驚いていました。

Mercerが反乱を企てる可能性がある事を事前にパメラやランスに伝えたのは、ミショーンの可能性が高いと考えていましたが、ローラである可能性もあります。しかし、ジョージを始めとするガード達に事前に計画を伝えていない状態で、ランスがMercerを逮捕しようとする際に、ガード達が誰一人Mercerを守ろうとしなかったのは、釈然としないところです。何かさらなる理由があるのかもしれません。

ウォーカーズの群れから隠れて建物内に潜んでいる時に、ジーザスからコモンウェルスの状況となぜ廃墟にいたのかと聞かれて、プリンセスは状況が悪化しているから出ていったと答えます。そして、プリンセスは自分は人と一緒にいるよりも、一人ぼっちのほうが良いと言います。それに対して、カールは、そうではない。危険を犯してまで、カール達を助けたことは、一人でいたくないことの表れだ。そして、人々はプリンセスにとって良い存在であり、プリンセスも人々に良い存在であると言います。この会話は、カールが成長してきていることを良く表しています。ジーザスが穏やかな表情で微笑ましげに見ているのも印象的です。

3人は外に出て、残っているウォーカーズを片付けます。カールは、これから残りの人生は、ウォーカーズを殺さずに済むようになることを望んでいる。しかし、今はお預けだと言います。この発言もカールのビジョンを示すものです。このカールの考えと発言は、ウォーキングデッドコミックのエンディングに繋がっていくのかもしれません。(長く続いて欲しいと思っています。)

Siddiq、アローン、ダンテの3人が誘導したウォーカーズの群れはかなり巨大でした。Siddiqは、破棄された鉄道の方に向かわせたと言います。皮肉なことに、ウォーカーズの群れをユージンとステファニーのいる所に向かわせてしまったことになります。

ユージンとステファニーは、動力車のエンジン部の作業をしています。後ろからウォーカーズの群れが迫っています。

ユージンは、ウォーキングデッドの主要な登場人物であり、話を展開していく上でも重要な存在です。あっさり退場することは考えられません。貨物車などの中に隠れる、電車の上に乗るなどしてウォーカーズの群れから逃れるだろうとは思いますが、単に危機を乗り越えるという様な話で終わらずに、何かが起こるか、今後のストーリー展開に影響ある事が発生するのではないかと予想しています。

英語版ウォーキングデッド コミック 188話

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ストーリーを楽しみながら、英語に馴染む素材としたり、英語の勉強を兼ねて読むのも一つの選択肢です。その様な楽しみ方のサポートをできればと考えて、本サイトでも1話ごとのあらすじと感想、考察の記事を投稿しています。

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188で使われている英語のイディオム

bide one’s time

ロッカールームで、Rufusがジョージに”We’re just biding time, right? We are going get Mercer out, and we’re going to run this shit.”と言います。

bide one’s time は、好機を得るため(機会をうかがって)我慢(辛抱)強く待つという意味です。

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