ウォーキングデッド コミックの魅力と楽しみ方

ウォーキングデッド コミックの魅力と楽しみ方 全般
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大人気の米テレビドラマシリーズ、ウォーキングデッドは、同名のコミックが原作です。テレビシリーズは、大まかなストーリーラインは原作に沿っていますが、登場人物とその位置付け、細かいストーリー展開が原作のコミックとは異なるところも多々あります。そのため、コミックを読んでいても、ある程度の展開は分かりながらも、テレビではどうなるか分からない所もあり、双方で楽しめます。

ストーリーが原作に忠実すぎると先々の展開が分かってしまって、面白みを失うリスクもあると思います。

ウォーキングデッド コミックの魅力

原作のコミックは、月に一度、新しいエピソードが発行されます。2003年の連載開始から、15年以上も続いている長寿作品です。15年も続いていても、ワンパターン化した展開にはなっていません。

生存者たちの人間関係、心理描写なども巧みです。主要な登場人物の個々の魅力もたっぷりあります。これらの魅力は、TVシリーズでも活かされている所もあります。コミックは読めば読むほど、深みを感じさせられる所も魅力の一つです。

恐怖の存在のニーガンに関しても、単に悪者と言う位置付けにはなっていません。Dwightは、リックが親しくしていたアブラヒムを殺していますが、後にリックと近い関係になります。

現実の世界において、悪と正義というようなものは、単純に当てはめることができないことが多いです。また、正しいと思うことが、別の立場から見ると、正しくないということも往々にしてあります。

その様な現実と同様にウォーキングデッドでも、登場人物の悩み、葛藤、衝突、変化というものが様々な形で、意味深く描かれています。人間が集まるコミュニティーでは、立場や考え方による意見の相違があることも珍しくありません。ウォーキングデッドの世界でも、コミュニティー内の意見衝突や指導者としてのリックの資質、悩み、問題などが、ストーリーの展開を織り交ぜながら、上手に描かれています。

当初は、小さなコミュニティーで始まり、その後、大きなコミュニティーに参加し、ある出来事がきっかけでリックが指導者になる。そして、他のコミュニティーとの交流や対決など、ウォーカーズとの対決だけではなく、人間同士の戦いなどを経ながら、ストーリーは進んでいきます。

現在はコモンウェルスと呼ばれる5万人もの住人を抱える文明的で巨大なコミュニティーとの関わりとなっています。コモンウェルス編は、今後どの様な展開になるのか予想がつかない所もあります。

TVシリーズ シーズン9後半からは、新たな敵、ウィスパラーズとの全面的な対決となります。ウィスパラーズは、動画に適した素材なので、シーズン9は大いに盛り上がると予想しています。シーズン9は、原作に沿うと制作サイドが明らかにしていますが、登場人物も異なり、どの様な展開になるのかという点でも、注目点が多々あります。

ウォーキングデッド シーズン9 後半 見どころ、注目点
ウォーキングデッド TVシリーズ シーズン9後半の最初となるエピソード9(第9話)は、日本では2019年2月11日に放送されます。シーズン9後半では、新たな敵、ウィスパラーズがいよいよ本格的に登場します。(Amazon Prime Vide...

ウォーキングデッド コミックの楽しみ方

コミックの魅力で書いた様に、ウォーキングデッドのコミックは、ストーリー、複雑な人間関係、微妙な心理描写などが巧みに描かれており、深みがあります。何度も読み返して、感想や考察してみるのも楽しみ方の一つです。本サイトでも、そのような楽しみ方を踏襲して、情報を発信しております。

原作コミックを読んで、TVシリーズとの違いなどについて考えたりすることで、双方のメディアシリーズの理解を深めることに繋がると思います。

ウォーキングデッドのコミックは、2018年11月の時点で日本語版の9巻まで出版されています。

日本語版の9巻は、英語版の139話から150話までの話です。そのため、本サイトではまだ日本語版が発行されていない151話からのあらすじを投稿しています。

ウォーキングデッド・コミック 151話 「武力行使」 あらすじ・考察・感想
The Walking Dead コミック151話のタイトルは、Call to Armsです。日本語では、「武力に訴える」、「武力行使」と言う意味になります。表紙は、Dwightが銃とニーガンのバットを持ち、戦闘態勢にあることを感じさせる絵...

Amazonでは、原語の英語版のペーパーバックやKindle版もAmazonで入手できます。

Kindle版は、1話単位で購入可能です。価格も比較的廉価です。

ストーリーを楽しみながら、英語に馴染む素材としたり、英語の勉強を兼ねて読むのも一つの選択肢です。その様な楽しみ方のサポートをできればと考えて、本サイトでも1話ごとのあらすじと感想、考察の記事を投稿しています。

英語版のペーパーバック、またはKindle版を入手して、本サイトの記事をコンパニオンとしてご利用頂ければ、幸いです。

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